もしもの仮定の話ではありますが、個人事業・自営業をしている人たちにとってはちょっと怖い話かもしれません。個人事業・自営業をしている人たちにとっては怖いのはお金がなくなることだと思います。働いているスタッフの人に支払うお金がなくなったり、明日の販売のために仕入れないといけないのに仕入れに支払うお金がなくなったりするのは本当に困ったものです。
お金がないというのは大変なことではありますが、消費者金融などではビジネスローンというのがあります。それらを使えばなんとかつないでいくことは出来ると思いますし、商工ローンなどで何とか危機を脱出して右肩上がりになっていったという会社もあったりします。ですから借金をするということは重要な事です。
しかし借金をすることは重要であるのは間違いないですが、その重要な借金ができなくなるとなればどうでしょうか。ブラックになれば個人事業・自営業の人というのは大変な目に合うかと思いますが、このブラックになるというのも2つの意味があるので、その2つの意味で少し違ってくるのかなと思います。
一つが自分自身がブラックになることです。いわゆる個人の借り入れができなくなるという意味で、普通に言われているブラックと同じです。この時には会社のお金はあったとしても、自分の生活のために借りるということはできなくなります。ですので、自分の生活のお金に苦労をすることになるでしょう。サラリーマンやアルバイト等と同じようなものだと言えます。
もう一つの方が事業のほうがブラックになるということですが、こちらは事業の支払いができなくなるであるとか、事業として借り入れをしているの返済を出来なかったというようなときになってしまいます。個人事業・自営業ですから、この時にビジネスは一気にストップしてしまうでしょう。お金の貸し借りなどもできなくなりますし、銀行が使えなくなることもあります。
どちらかと言うとこの会社や事業としてのブラックという方が大変である、といえるのではないかと思います。会社員の人からすればこういった事業が継続できないようなブラックというのはないですけれども、個人事業・自営業の場合はありえます。そうなるとブラックの間はやっていけないので、一度破産してからもう一度再スタートすることになるでしょう。
キャッシングやローンをするのはもちろん気をつけないといけません。返済もしっかりと行わないといけませんが、個人での借入をするときに比べて、個人事業・自営業をしている人は人一倍気をつけなければいけないということです。