いざキャッシングを利用しよう!と思った時に、必要書類で免許証などを求められて困った経験がある方も、おられるのでは?
車やバイクに乗らない方なら免許証は無いのが当然ですし、パスポートだって海外旅行に行かない方なら持っていなくて当然ですよね。
「両方の書類が無くてキャッシングを諦めたことがある」という方、大丈夫です!
実は、キャッシングは、国保(国民健康保険証)があれば可能なところも数多くあるのです。
この記事では、国保でキャッシングできる金融業者をいくつか紹介していきましょう。
免許証が無い方は要チェック!国保でキャッシングは可能?
通常、キャッシングには、運転免許証やパスポートなど、顔写真の付いている身分証明書が必要なことがほとんどです。
「免許証が無くても借りられるなんて、ヤミ金なんじゃない?大丈夫?」と、不安な方もおられるのではないでしょうか。
大丈夫です!大手金融機関で、免許証が無くても借りられるところは意外とたくさんあります。
実際に国保でキャッシングできる金融機関は、次の章で紹介しましょう。
さて、ではどうして国保で借りられるのでしょうか。それは以下のような理由があります。
- 国保でも身分証明書の代わりになるから
- 国保でも正社員で働いている方も多いため
以上の2点について、解説していきましょう。
社保や組合保険には劣るものの国保でも身分証明証になる
「自分は国保だし、運転免許証やパスポートも無いから借りられない」と、諦めた経験のある方も、おられるのではないでしょうか。
実は、社保や組合保険には劣るものの、国保でも立派な身分証明書になるのをご存知ですか?
そもそも国保とは、正社員や公務員以外の職業の方が持っていることが多い、健康保険証です。
ちなみに正社員などではない方、というと以下のような場合が挙げられます。
- 自営業の方
- アルバイトの方
- フリーターの方
- 無職の方
- 夫の扶養に入っていない主婦の方、など
以上のような職業だと、安定した収入が無い方も多いかと思います。
貸したお金が返してもらえないと、貸す側としては死活問題になるので、国保では借りられないところもあるのです。
しかし、最近の金融機関ではWebからの申込で借入ができたり、無人の機械で借入ができたりとキャッシング様式自体が多様化しています。
貸す側も顧客の獲得に熱心になっているため、国保でも貸してくれるところは、昔よりも増えてきていると言えます。
その代わりに、審査の結果、希望の借入額が認めてもらえないこともよくあります。
最初の金額が小額のこともありますが、順調に借りて返してを繰り返していくうちに、契約額を上げてもらえることも多々あります。
最初から、あまりにも大きな借入は期待できない…ということだけ、頭の隅に置いておきましょう。
国保でも自営業や正社員で安定した収入がある方も多い
「国保だと借りられない」と借りる側も思いがちですが、最近では国保でも正社員の方も多くおられます。
借入を行う上で金融業者側が主にチェックしているのは、以下のような項目が挙げられます。
- 申込に来た人物の職業
- 年収
- 現在の借入状況など
職業は正社員ではなくても、アルバイトやパートの方でも毎月収入があれば、基本的に借入は可能です。
つまり、国保は単純に「身分を証明するための書類」ということになります。
もちろん、社保や組合保険だとさらに「きちんとした収入がある」という証明になります。
以上のことから、国保は身分証明書以上の力はあまり期待できませんが、借入の時に有効な書類の一つであることは間違いありません。
利用してみよう!実際に借りられるところはココ
さあ、それでは実際に国保で借入ができる金融業者を紹介していきましょう。
国保で借入ができる金融業者には、以下のようなところが挙げられます。
- アコム
- アイフル
- プロミス
その他、銀行系のカードローンも多数あります。こちらも紹介しておきましょう。
- 三井住友銀行カードローン
- 三菱東京UFJ銀行バンクイック
- 新生銀行レイク
どこもテレビCMで見かけるような大手金融機関のものなので、安心して申込ができますね。
それでは、それぞれどんなカードローンなのかを紹介していきましょう。
無利息期間あり!アコム「キャッシング専用アコムカード」
まずアコムで国保で借入ができる商品は「キャッシング専用アコムカード」というものになっています。
以下に借入条件などを挙げておきましょう。
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
---|---|
貸付利率 | 4.7%〜18.0% |
無利息期間 | あり(30日間) |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
キャッシング専用アコムカードは、初めて利用する場合は、30日間の無利息期間が設けられています。
「キャッシングが初めてで、どんなものか体験してみたい」と、いう方にはとてもおすすめですね。
借入は契約完了後、以下のような方法で気軽に行えます。
- Webから指定の口座に振込を申し込む
- スマホや電話から振込を申し込む
- カードでアコムのATMから引き出す
- カードでコンビニや銀行のATMから引き出す
コンビニなどでお金を引き出せるので、自分の都合の良い時間に利用できて、とても便利ですね。
また返済も、全国にあるアコムやコンビニのATMから気軽に行えます。
コッソリ借入可能!アイフル「キャッシングローン」
次に、アイフルの国保で借りられる商品を紹介しましょう。こちらは、「キャッシングローン」という商品となっています。
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
---|---|
貸付利率 | 4.5%〜18.0% |
無利息期間 | あり(30日間) |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
アイフルのキャッシングローンでも、30日の無利息期間が設けられています。
アコムとの違いは、最小の利率が0.2%ほど低い点ですね。
アイフルでも、全国のコンビニや銀行のATMで気軽に返済することができます。
「今、手元にお金があるから返したい!」という時にすぐ返済できるのが、嬉しいですね。
その方法には以下のようなシステムがあります。
- 「配達時間えらべーる」…指定の時間帯に自宅でカードを受け取れる
- 「てまいらず」…アイフルに来店して無人契約機から直にカードを受け取れる
誰にも内緒で借入したい!という方はアイフルがおすすめですね。
利息の日数計算が魅力!プロミス「フリーキャッシング」
次に、プロミスの国保で借りられる商品を紹介しましょう。こちらは、「フリーキャッシング」という名前の商品です。
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
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貸付利率 | 4.5%〜17.8% |
無利息期間 | なし |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
プロミスのフリーキャッシングでは、30日の無利息期間は設けられていないものの、最小、最大とも利率が0.2%低いのが魅力です。
その他、プロミスでは利息を日数計算方式で計算してくれます。
「何日間かだけ借入したいんだけど…」というチョット借りたい、という方におすすめです。
口座が無くても大丈夫!三井住友銀行カードローン
次に、銀行系のカードローンも紹介しておきましょう。まずは三井住友銀行カードローンが挙げられます。
借入限度額 | 1万円〜800万円 |
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貸付利率 | 4.0%〜14.5% |
無利息期間 | なし |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
銀行のカードローンだと、金利が低いのが魅力ですね。三井住友銀行カードローンは、銀行系のカードローンですが口座が無くても申込可能です。
わざわざ口座を作らなくて良いので、とても気軽に利用できますね。
その他、三井住友銀行カードローンは遅くとも14時までに審査申込をすれば、最短30分で審査結果が出て即日の利用も可能です。
急いで利用したい方にも安心のスピーディー審査ですね。
審査も最短30分で早い!三菱東京UFJ銀行バンクイック
次に、三菱東京UFJ銀行の商品「三菱東京UFJ銀行バンクイック」を紹介しておきましょう。
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
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貸付利率 | 4.6%〜14.6% |
無利息期間 | なし |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローンよりも、借入限度額は低め、利率はやや高めとなっています。
こちらも、最短で30分で審査回答がもらえます。
その他、店舗に設置されている「テレビ窓口」からの申込の場合は、国保だけではカードが受け取れませんので、注意しましょう。
銀行系で無利息期間がある!新生銀行レイク
最後に、新生銀行レイクを紹介しておきましょう。
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
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貸付利率 | 4.5%〜18.0% |
無利息期間 | あり(30日間) |
対象年齢 | 20歳〜69歳 |
担保、連帯保証人 | 不要 |
新生銀行レイクは、銀行系のカードローンの中では無利息期間もあり、「銀行系のキャッシングが希望、初めての利用をしてみたい」という方におすすめです。
こんな時は借入NGなことも!そういう事態を回避するには
銀行系も含め、色々な金融業者で、国保でキャッシングできることをお伝えしました。
では、「国保で借入申込をしてみよう!」と申込をしたところで、なぜか借入NGになることがあります。
それには、以下のようなことが原因として挙げられます。
借入に行く前に自分に当てはまることがないか、確認してみましょう。
- 別の金融業者で50万以上の借入がある
- 国保に記入されている住所が現住所と違う
- クレジットカードも合わせると100万円以上の借入がある
このような時には、源泉徴収票や、給与明細、所得証明書などの「収入証明書類」が必要になります。
必要になりそうだな、と思う方はあらかじめ用意して申込に行くと良いでしょう。
その他、国保に記載している住所と、現住所が違う場合も審査でひっかかる原因となります。
このような場合には、住民票や公共料金の請求書や領収書などが必要になります。
また、これらの書類は発行されてから6ヶ月以内のものが有効とされます。
あまり古いものは効果が無いので注意しましょう。
引っ越しなどで住所が変わった場合は、速やかに市役所や警察署などで手続きを済ましておくことをおすすめします。
最後に、クレジットカードの借入残高を合わせると100万円以上の借入がある場合も、国保だけでは借入ができないことがあります。
この場合も、源泉徴収票や給与明細などの書類が必要になることがあります。
借りられるところは意外とたくさん!選んで利用しよう
国保でも借りられる金融業者を紹介してきましたが、いかがでしたか?
意外とたくさんの場所で、国保だけで借入ができることをお伝えできたか、と思います。
アコムやプロミスなどの金融業者を選ぶか、銀行系を選ぶかについては、好みや「自分がその銀行に口座があるかどうか」などの理由があります。
自分の口座がある銀行でキャッシングをしたい、という方は銀行系を選ぶのも良いですしょう。
また、自分の口座とは分けたいという場合はプロミスなども良いかと思います。
その他、家に近くにあって手続きが簡単だからココにしよう!という選び方も良いかと思います。
アイフルなども銀行系でも、申込はWeb上で完結できるところがほとんどなので、自分に合うところを選んで、申込をしてみましょう。