原則としては間違いなくブラックになってしまった時には審査に通らない、と言われています。にもかかわらずネット上のウワサや情報の中には「ブラックでも通る」というような業者の情報が沢山流れています。原則通らないと言われているにも関わらず、どうしてそういうブラックでも気にせず貸出をするという業者があるのか、疑問に思う人も多いと思います。
じゃあ疑問であるブラックにも貸出をする業者というのはどうして他の業者が貸出をしないのに、審査に通すのでしょうか。まずこれを知るためには消費者金融やキャッシングの審査というものを知らなければいけません。借入のための審査というのは特に「これを見なければいけない」というルールが法律などで決まっているというわけではありません。
つまり自分たちで独自のルールを作って決めることが出来るということです。自分たちのルールですから年収などを気にしなくても貸出をするとか、ほかから借り入れがあっても貸出をするというようなルールを作って審査をしてもいいのです。一つ総量規制についてだけは守らなければいけませんが、それだけを守っていれば消費者金融などは自分たちの考えで審査を通していいのです。
一応は大手などはそれではダメだということで出来るだけ統一した審査というのが出来るようにはしています。それが信用調査を使ったもので信用情報を見て、大丈夫かどうかを判断した上で、審査を通すかどうか、貸出をするかどうかを決めます。ブラックについては信用情報に書いてあれば貸出をしないというルールを大手が決めているのです。だから借りられないというわけです。
中小の業者の中にはこれら大手のルールを守っていたらお客さんに貸出ができないと考えている業者もいるのです。そういう業者が基本的にブラックに貸出をしているのです。ブラックの人も今までは返済ができなかったかもしれませんが、今後も返済ができないとは限りません。そのため「この人なら大丈夫」というように自分たちが判断したら貸出をするという業者がいるのです。
これが多くの人が疑問に思っている一般的には絶対に借りられないと言われているブラックの人が借りることが出来る、という理由の一つです。ブラックの人が借りることが出来る理由の一つではありますが、基本的にはこういった独自のルールを作っているところのほうが少ないのです。どうしても横並びになるところが多いので、よほど探さなければブラックでも借りられるところを見つけるのは難しいということはわかって置かなければならないでしょうね。