どういった年収の人が借入をしているの?というと最近ではやっと理解が進んできたのか、借入をしている人は借金の多そうなお金を持っていない、収入の少ない人だけではないということです。これは銀行系カードローンなどが独自に調査をしたりして、やっと理解され始めていることです。まだまだ借金をしていない人は知らない事実ですが。
しかしこのように多くの年収の人が借入をすることはわかってきましたが、じゃあ逆に年収によってブラックになりやすい人というのはあるのか?というとそういう偏りのようなものはないと考えられています。こちらもやはりいろいろな年収の人が借入をしているし、ブラックになるような返済をしないとうことをしているのです。
例えばですが一時期すごい事件になったのがもともと創業者一族だった人が社長になったのですが、その人が何億何十億円というお金を横領してカジノに使ってしまったという話がありました。ニュースになり、逮捕されて裁判になりましたが、こういうお金持ちの家に生まれた人はお金をたくさん使うのです。何億円も持っているから借金はいらないし、借りても返済は楽だろうというのは間違いなのです。
ですから年収の高い人は年収の高い人に見合った借金をして、その借金を返済しきれないという人もいるというわけです。年収が低い人は低い人で年収に見合った金額というのを借りています。数十万円くらいでしょうが、それを返済するための年収が足りなくて延滞してしまう、ということもあります。年収によってブラックになりやすい・なりにくいということはありません。
またブラックになる人には自己破産をする人がいるわけですが。自己破産をする人は何もギャンブルにハマったような人たちが中心ではありません。どちらかと言うと事業に失敗して借金を抱えて自己破産をしたというように、実はもともと経営者だったという人も多くいます。連帯保証人になって借入をしていたものが事業がうまく行かずに破産、というような形です。
こういう人たちはブラックになるのですけれども、元々はそれなりに年収を稼いでいた人ですから、年収が高かった人、社長をやっていたという人がブラックになるという事例だといえるでしょう。借入については年収が低い人が中心という考え方も少しずつですが変わってはきましたが、まだまだブラックの人というのは年収が高い人もありうるということは広まっていません。
今後きっと年収の高い人もブラックになるんだということが世間的にも広がってくるでしょう。お金を借りるのはお金持ちもも同じということですね。