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利用限度額を上げたい人必見!増枠審査の傾向と対策

皆さんはキャッシングをしたことがありますか?必要な額が借りられずに困った経験をした人もいると思います。

キャッシングには利用限度額がありますが、カードを長く利用していたり、申請して審査に通れば限度額を上げる事ができます。

今回は、その利用限度額を上げること、「増枠」について、そのメリットとデメリットを説明していきます。

増枠について理解して、自分のライフスタイルに合ったカードの使い方をしていきましょう。

そもそも増枠ってどう言うもの?

キャッシングを申し込み、審査に通れば晴れてキャッシングが可能になりますが、必ず「利用限度額」が設定されます。

これは、申し込みをした人の信用情報などを元に決められるもので、契約金額などにもよりますが、初期設定では各金融機関で定めている最低金額に設定されています。

この利用限度額を上げることを「増枠」と言います。増枠することによりキャッシングできる金額を増やすことができます。

増枠には自然増枠と増枠申請の二種類ある

増枠には、金融機関が決める「自然増枠」と、利用者が申請する「増枠申請」があります。

自然増枠は、金融機関が利用頻度や利用金額に応じて増額する時期や金額を決定します。カードやローンを申し込んだときに審査が行われるように、増枠にも必ず審査が行われます。

利用者の利用頻度、決済金額などの利用状況によって金融機関が個別に判断して決めるので、増額されるまでに早い人で半年後ぐらい、遅い人だと5年以上利用していても増額されないことがあります。

増枠がされたと言うことは、優良顧客と言う意味です。信用されているからこそ増枠されたと言うことを忘れてはいけません。

なお、増枠額は一気に上がるものではありません。利用状況などにもよりますが、10万円ずつ上がっていくところが多いようです。金融機関としてもリスクはなるべく小さくしたいので少しずつ上げていきます。

自然増枠を優位にするコツは、現在の利用限度額いっぱいよりも低めに借りること、返済は早めに済ます、と言うところでしょうか。

金融取引は信用取引です。信用は少しずつ積み上げていくものですので、借り方や返済遅延などには気をつけて、信用を上げていってください。

これに対し、利用者側が金融機関に増枠をお願いすることを、増枠申請と言います。

利用限度額を上げたいのに、自然増枠でなかなか上がらずすぐにでも上げたいと言う人は金融機関に申請をすると上がる可能性があります。

利用限度額を上げたい人は増枠申請してみよう

もう少しゆとりを持ちたい、チョット多めにキャッシングをしたいと言う人で、自然増枠を待てない人は、増枠申請をしてみましょう。

増枠申請はどのようにすればいいの?

申請というと、キャッシングを申し込んだと同じように書類提出など煩わしそうですが、申請自体は簡単です。

  • PCやスマホなどのネット環境から申し込み
  • 直接店舗に行って申し込み
  • 申し込み専用ダイヤルなど、電話で申し込み
  • 手続き書類を取り寄せ記入の上郵送する

主に上記の方法を取っています。金融機関が申込者の利用状況を確認し、審査をして増枠額などを決めていきます。

では増枠を決定するために金融機関はどこを見て判断しているので
しょうか。キャッシングを申し込んだ際に審査された信用情報などの他にいくつか項目があります。

利用頻度 定期的に利用しているかなど
返済状況 返済は滞りなく行われているか
他社利用状況 他社からの借り入れなどがないかなど
届け出の不備がない 住所変更等の届け出が送れたり虚偽はないか

金融機関によって項目や基準に差はありますが、主に上記の内容を見ているようです。

使っていないのに増枠申請されても大丈夫かどうか分かりません。一度でも返済を遅らせたら通らない可能性もあります。その他、利用者が信頼できる人物であるかどうかをチェックするのです。

ここで審査に通れば増枠となり、その利用限度額までの利用が可能になります。

急な出費の時に使える「一時増枠」

あまり知られていませんが、急な出費があるので限度額以上にお金を借りたい、と言う人は、一時増額を利用すると言う方法もあります。

  • 旅行に行くので多めにキャッシングしたい
  • 恒久的ではないが限度額以上にお金が必要になった

もし上記のようなことがあったら、金融機関に一時的に増枠して欲しいと申請します。

金融機関によって基準などが違いますし、旅行の場合は日程などを提出したりしなければなりませんが、もし利用したいと言うときは問い合わせてみるといいと思います。

増枠申請したから増枠できるわけではない

気をつけなければならないのは、増枠申請をしたからと言って必ず増枠されると言うわけではないと言うことです。また、申請時には希望の利用限度額を記載しますが、必ずしも希望通りの金額になると言うわけでもありません。

何度も言いますが、金融取引は信用取引でもあります。少しでも金融機関に不信を持たれてしまうと、増枠どころか減枠されてしまうこともあります。

審査が行われるわけですから、そこで引っかかれば希望通りにはならないと言うことは覚えておいてください。

キャッシング増枠のメリット、デメリット

キャッシングの利用限度額は利用する内に、もしくは申請すれば上がる可能性があると言うのはお分かりいただけたと思いますが、増枠にもメリット、デメリットが存在します。

増枠することによるメリット

例えば利用限度額が10万円だった人が20万円に増枠されたとすると、借り入れが最大20万円となり、キャッシングに余裕ができます。

また、利用限度額分足りなくて、他社のキャッシングを利用すると言う事がなくなりますから、利便性や返済が楽になります。

増枠することで発生するデメリット

もちろんメリットがあればデメリットもあります。利用限度が大きくなった分返済額が増えると言うことです。

当たり前だ、と思うかも知れませんが、額が増えたからと言ってむやみに借りていけば、支払いに無理が生じます。

自分の収入をきちんと把握し、返済できる分だけ借りるように注意してください。

また、他のローンを申し込む際に、キャッシング枠がそのまま借入金額とみなされてしまう場合があります。例え実際に借りていなくても、それだけ借りられる状況だから借りているのと同じと言う理屈です。

今後ローンを組んだりする予定の人はキャッシング枠とローン金額には気をつけるようにしてください。

増枠したからと言って借りすぎに注意

利用限度額は利用し続けていれば上がること、必要に応じてあげることもできることはお分かりいただけたかと思います。

増枠したい人への増枠の方法などを説明してきましたが、増枠したくない人もいると思いますので、最後に少しだけ説明していきます。

増枠は断ることもできる

利用限度額が増枠される際には、自然増枠の場合は事前に、増枠申請の場合は審査に通ったときに金融機関から連絡があります。もしその時に増枠が必要ではなかったら断ることもできます。

  • 限度額を上げるとその分使ってしまうからしたくない
  • ライフスタイルを考えると今は必要ない
  • 増枠にメリットを感じない

その他、理由はそれぞれだと思いますが、金融機関に断る旨連絡を入れれば増枠はされなくなります。

また、同様の理由で減枠申請することもできます。いずれにせよ、自分のライフスタイル、収入状況などを見て判断されることをお勧めします。

計画的に利用してキャッシングライフを

増額されたからと言って、前の利用限度額と同じような感覚で借り続けていると、借りすぎとなって返済できなくなることもあります。

また、むやみに利用していると次回の増枠に時間が掛かったり減額されてしまったりと言うこともあり得ます。

キャッシングは便利ですが、しっかり管理することが大切です。自分に見合った分を計画的に借りるようにしてください。

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