カードローンを組む時にどんな点に注意したら良いか分からず不安…成立しなかったらブラックリストに載ってしまうかも…そんな不安を抱えながら審査を受けている人も多いことでしょう。
しかし、コツを押さえて正しい知識を持っておけば、ローンの成立はできるのです。
今回はそんなカードローンについて、皆様の不安を解消していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
申込み前にチェック！カードローン成立のための４つのポイント
カードローンを申し込む際に、もしも審査の段階で通過できなかった場合、信用情報機関に審査不通過の履歴が残ってしまいます。そうするとカードローンを組む時に、それが今後の審査に影響してせっかくのローンが組めない…という事態に陥ってしまいます。
申込みの前に、今の現状や条件など、自分に当てはめてチェックできるリストをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
銀行でカードローンを申込みの場合
まず、銀行系は審査の際に入念なチェックが行われます。それは収入であったり、過去に滞納をしていないか、現在他社から借入がないかなど、借入の前にチェックされる項目は消費者金融よりも多いといわれています。
- 現在、他社からの借入がないこと
- 直近１年で返済が遅れたり、滞納していないこと
- 収入があり、在籍確認が取れること
- 希望の限度額と現在の収入がマッチしている（かけはなれてない）こと
さらに有利に借入をするためのコツは、給料振込みの指定口座にしている金融機関で申込みをすることです。
特に銀行系での借入を考える場合、給料が振り込まれる口座であれば、返済も給料から引き落しができるので、非常にカードローンをしやすくなります。そういったメリットを生かして、給料振込口座で申し込むのも良いでしょう。
例えば過去に、消費者金融などで何度も借入と返済をしているとしても、きちんと期日内に返済しているならその人は信用できると判断されて、審査に有利となる場合もあります。
消費者金融に比べてチェック項目も多く、審査が厳しいといわれる銀行ですが、給料振込み口座やキャンペーン中の銀行を探して積極的に申し込むと、審査を通過しやすくなりますのでぜひ参考にしてみてください。
消費者金融でカードローンを申込みの場合
消費者金融は銀行に比べて審査を通過しやすいといわれていますが、やはり審査基準というのはどの消費者金融でもそれぞれ定めているものです。では、どういった点をチェックされるのかご紹介しますので、参考にしてみてください。
- 他の消費者金融や銀行での借入がないこと
- 直近半年程度、滞納や延滞をしていないこと
- 年収の３分の１を超える希望額を提示しないこと
- 身分証明書や直近数か月分の給料明細を提示できること
消費者金融での借入は、銀行よりも比較的審査基準が低めに設定されているので、銀行での借入に不安がある場合は消費者金融での申込みを検討してみましょう。
初回カードローン申込み時は一定期間利息無料というキャンペーンを行っている消費者金融もありますので、借入の際はそういったお得なキャンペーンを利用してみると良いでしょう。
消費者金融での借入は、審査を通過すると即日可能という場合が多いので、給料明細や身分証明書を持って無人契約機へ足を運んだり、インターネットで簡易審査を受けてみましょう。
もちろん、過去に借りたことのある消費者金融がある場合は、再びそこで借入をすると審査時に優遇される場合もあります。借入口座自体が残っている場合は新規で申込みをしなくても、すぐに借入できる場合もありますので、急ぐ場合はそちらも検討してみましょう。
最近では、借入後にリボ払いに変更できる消費者金融も増えていますので、返済に不安がある場合は相談してみましょう。
主婦や大学生でもローンを成立させるためのポイントをご紹介
お金に困る事機会というのは、会社員よりもフリーターや大学生、主婦のほうが多いといわれています。もちろん安定した収入が毎月あればよいのですが、フリーターやアルバイトの場合は体調不良や家庭の事情で休むこともしばしばあるでしょう。
そういった収入に不安のある方向けの借入法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
専業主婦でもローンを成立できます
主婦の場合は、家庭の事情でお金がどうしても必要という時がありますので、１ヶ月だけでもお金を借りたいという場合もあるでしょう。最近では専業主婦の借入も増えてきています。
審査を通過しやすくなる条件を、チェックリストでご紹介しますので参考にしてみて下さい。
- 配偶者の所得を証明できるもの（給料明細など）を提示できる
- 配偶者の勤め先に在籍確認があり、それに対応できる
- 借入希望額が高すぎない
- 使用目的（フリーローンなら多目的）が説明できる
- 現在他社からの借入がない
銀行で新たなローンを成立させるためには、やはりいくらかの収入が必要となる事がほとんどです。通帳口座に借入できるオプションをつけた口座を１つでも持っておくと、これらの審査を受けずにお金を借りる事ができます。
今後、新たな勤め先で通帳を作る必要が出てくる場合、カードローン機能のあるものを選択するといざという時に役立ちます。
新たにカードローンを考えている場合は、銀行ではなく消費者金融の方が審査を通過しやすいので、審査に不安のある場合や急ぐ人は、消費者金融での借入を検討してみましょう。
消費者金融での借入は年利率に換算すると上限が18％となりますが、これは年間計算なので、返済が早ければ金利も下がります。まずは電話やインターネットでシュミレーションをして、月々の返済額を確認してみるとよりイメージしやすいでしょう。
大学生でもローンを成立するための条件をご紹介
大学生でも条件を満たせば借入ができます。急な飲み会や学費の支払いなど、お金が必要となるシーンは少なくありません。そんな大学生のカードローンを成立させるための秘訣をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- ２０歳を超えていること
- 現在、アルバイトなどで収入がある
- 過去に滞納や延滞などをしていない
- 現在、他社からの借入がない
大学生の場合は学生ローンという、学生専用のカードローンを取り扱っている金融機関もありますので、大学生に有利な窓口を選んで借入するのも一つの選択肢でしょう。
どうしても急ぐ場合は、消費者金融で借入をすることをオススメします。もちろん在籍確認もありますので、アルバイト先には事前に「自分あてに個人名義の電話があると思う」と申告しておくと、在籍確認をクリアしやすくなります。
２０歳未満の場合は、保護者の同意書が必要となる上、学生ローン以外では審査の通過が難しくなります。保護者に事情を説明するのが手間という場合は、２０歳を超えてから借入をしましょう。
アルバイトやフリーターなら問題無く借入できる
アルバイトやフリーターとして働いている人は、一般的に社会人とほとんど同じ扱いとなるので、審査を受ければ問題無く借入ができるでしょう。
他社から借入がある場合や、過去に滞納の履歴がある場合は要注意ですが、毎月収入があり、それを証明できればカードローンは成立できます。
アルバイト先で新たに銀行通帳を作る場合は、カードローン機能のついたものを申し込めるか窓口で問い合わせると、銀行でのローンの審査をパスすることができます。
もちろん、急ぐ場合は消費者金融の方が審査通過しやすいといわれていますので、自分の使用用途にあった借入先を見つける事が何よりも大切です。
契約社員や期間社員でも、正社員と同等の条件で借入ができる金融機関がほとんどですので、まずはコールセンターに問い合わせたり、簡易審査を受けてみることをオススメします。
成立しなかったらどうしよう…そんな不安を一挙解決！
カードローンを成立させるために注意したいことは何でしょうか？誰もが不安に思う点や疑問に思う事をまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 事前に所得証明（給料明細や源泉徴収票）を用意しておくこと
- 本人確認できる書類（健康保健証や運転免許証）を用意してくこと
- 年収の３分の１を超える金額や、収入とかけ離れた希望額を提示しないこと
- 借入時に他社からの借入がないこと・また過去に滞納や延滞をしていないこと
- 在籍確認の電話にスムーズな応対ができること
- 事前に簡易審査やシュミレーションを受けておくとよりイメージしやすい
この中でも特に不安が多いといわれているのが「在籍確認の電話」についてです。
在籍確認というのは、申告先の企業にきちんと借主が勤めているか電話で確認するというものですが、最近では個人情報保護の観点からすんなりと在籍確認をクリアできない場合もあります。
そんな時のために是非覚えておいて欲しい当たり障りのない理由をご紹介しますので、職場の電話応対窓口の方や上司に説明する際に利用してみてください。
在籍確認がある点について、職場に本当の理由を申告する必要はありません。しかし、事前に在籍確認があるという事を説明しておけば、審査を通過しやすくなるというメリットがありますので、無難な理由を用意しておきましょう。
- 家電をローンで購入したから、事前に在籍確認があるとお店から言われた
- 住宅やマイカーローンの簡易審査を受けているので、在籍確認の電話がある
- 親族の引っ越しの連帯保証人になったので、在籍確認があるかもしれない
- 大手商業施設などのカード会員になったが、クレジット機能がついているので在籍確認があるかもしれない
こららの理由を事前に用意しておけば、借入する事が知られたくない場合でも、すんなりと在籍確認がパスできるので覚えておきましょう。
ローン成立！覚えておきたいポイントと返済の秘訣
ここまで、ローンが成立するまでの不安や疑問についてご紹介してきましたが、それらをクリアして無事にカードローンが成立した後に覚えておきたい秘訣を伝授します。
今後、また借入をするためにも覚えておいて欲しい点や、返済時に困ったらぜひ思い出して欲しい内容をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 返済期日をしっかり守る
- 延滞しそうな場合は返済方法や金額を変更するよう事前に相談する
- 借入と返済を繰り返す事は、期日内に完了できている場合有利に働く
- ひとつひとつのカードローンを返済して、次のローンを組む
特に支払いが残高に応じて変わる「残高スライド式」で返済中の場合は、残高に関係なく毎月一定額を返済するという「リボルビング式」に変更するとより毎月の返済計画を組みやすくなります。
こういった機能を駆使して、借入と返済を繰り返すことで金融機関との信頼関係を築いていきましょう。
