キャッシングを利用する時、まず気になるのが「年齢制限」という方もおられるでしょう。
どのキャッシング会社でも必ず年齢制限は決められているのですが、みなさんの年齢によっては借り入れができないこともあります。特に高齢者の方には注意が必要です。
もちろん年齢上限が高いキャッシングもあるので、高齢者向けのキャッシングを選ぶことでお金を借りることもできますよ。
ここでは年齢上限が高いキャッシングの特徴をご紹介しながら、高齢者のみなさんがキャッシングを利用する時の注意点も含めてお話ししていきましょう。
まずはキャッシングの年齢制限をチェック!
自分の年齢でキャッシングが利用できるかわからない場合は、まずキャッシングの年齢制限をチェックしてみましょう。
各キャッシングごとに年齢制限は異なっています。ここでは様々なキャッシング会社の年齢制限も比較しながら、キャッシングを利用可能な年齢について見ていきたいと思います。
必ず年齢制限が決められているキャッシング
消費者金融や銀行などでキャッシングは利用できますが、それぞれのキャッシング会社では必ず年齢制限が決められています。
もし年齢制限がない、特に決まっていないというようなキャッシング会社があれば、絶対にそのような会社でお金を借りないようにしてください。というのも、年齢制限を設けるのはキャッシング会社における最低限のルールだからです。
誰でも利用できるようなサービスでは、その分トラブルも起きやすくなりますよね。みなさんが安全にキャッシングを利用できるように、必ず年齢制限は決められているのです。
未成年者や高齢者は借り入れできないことも
そのため、
- 20歳以下の未成年
- 高齢者
このような場合はキャッシングが利用できないケースもあります。
キャッシング会社で決められた年齢制限に見合わない場合、借り入れを禁止されてしまうのであらかじめ注意しておいてください。
特に未成年のキャッシングはどの消費者金融、銀行でも認められていません。学生キャッシングなどでも基本的には成人してから借り入れできる、ということになっています。
様々なキャッシング会社の年齢制限を比較!
それでは、実際に様々なキャッシング会社で設けられている年齢制限を比較してみたいと思います。まずは消費者金融から見ていきましょう。
アコム | プロミス | モビット | アイフル |
---|---|---|---|
20歳から69歳まで | 20歳から69歳まで | 20歳から65歳まで | 20歳から69歳まで |
これは一部の消費者金融ですが、モビット以外は69歳までの借り入れは認められています。次は銀行のカードローンの例です。
三井住友銀行 | 三菱東京UFJ銀行 | イオン銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|---|
20歳から69歳まで | 20歳から69歳まで | 20歳から65歳まで | 20歳から62歳まで |
銀行カードローンも69歳まで、65歳までと制限されているところが多いですが、楽天銀行のカードローンでは62歳までとなっています。
また楽天銀行の場合、パート・アルバイトの方、専業主婦の方の場合は60歳までとの上限もあるので注意しておきましょう。
年齢上限が高いキャッシングってあるの?
このように、キャッシング会社によって年齢制限は様々です。
高齢者のみなさんは、年齢上限が低い場合「お金を借りられない…」という事態になることもあるので、できるだけ年齢上限が高いキャッシングを探すようにしましょう。
ここから年齢上限が高いキャッシングの特徴などを見ていきたいと思います。
年齢上限が高いキャッシングの特徴とは
キャッシング会社ではそれぞれで様々なサービスを提供しています。中でも「新生銀行レイク」のカードローンは、今まで紹介したキャッシングと比較すると、年齢上限もかなり高くなっていることがわかります。
- 年齢制限は20歳から70歳まで
- 安定した収入があればパート・アルバイトもOK
- 安定した収入があれば主婦も主夫もOK
- 年金受給者でも借り入れ可能
70歳まで借り入れができますし、安定した収入が年金でもOKということなので、レイクは高齢者のみなさんにとって特におすすめのカードローンと言えるでしょう。
年齢上限が高ければ高齢者なら誰でも借りられる?
ただし、年齢上限が高いキャッシングであっても、高齢者なら誰でも借りられるというわけではありません。
レイクの場合は年齢上限が70歳となっていますし、他にも69歳まで借り入れができるキャッシングも多く見られます。
けれども、キャッシングは年齢制限だけが審査ポイントとなっているわけではありませんので、年齢上限はクリアすることができても、他の審査条件に見合っていない場合はお金を借りることは難しくなります。
年齢も重要な審査ポイントですが、キャッシングを利用するためには他の審査基準にも目を向けておくようにしましょう。
年齢制限以外の特徴を見ておくこともおすすめ
では、具体的にどんなポイントに注目すればいいのでしょうか?
年齢制限以外のキャッシング審査における特徴としては、
- 収入状況
- 就業形態
- 身分証明書の有無
などが挙げられますね。
収入があっても不安定である場合、就業形態も不安定である場合には、年齢に問題がなくてもキャッシングすることができない可能性もあります。これは高齢者に限ることではないので、年齢制限に当てはまるみなさんでも注意が必要です。
あとは身分証明ですが、基本的には運転免許証でクリアできます。でも高齢者のみなさんの中には「車の免許を持っていない」という方も多いですよね。
もし免許証がない場合は、健康保険証やパスポートといったものを身分証明書として使うことができるので、あらかじめ準備しておくようにしましょう。
高齢者がキャッシングをする時はここに注意!
また、高齢者のみなさんがキャッシングする場合は、他にも様々なポイントに注意しておく必要があります。
ここからは高齢者のみなさんに向けてキャッシングの注意点についていくつか紹介していきたいと思いますので、借り入れをする前にしっかりチェックしておいてくださいね!
年金では借り入れできない?
まずは高齢者のみなさんにとって重要な「年金」についての注意点です。
先ほど紹介した「新生銀行レイク」のカードローンの場合は、年金も安定した収入と認められているため、年金受給者のみなさんもキャッシングが可能になっています。
けれども、キャッシング会社によっては年金を収入と認めてくれないところもあるので、あらかじめ注意しておきましょう。
キャッシングを申込む前に、必ず「年金も収入として認められているか?」ということをしっかりチェックしておくことを忘れないでくださいね。
借り入れ限度額が少なくなる可能性も
次に気をつけてほしいのは、キャッシングを利用できるようになった場合の「借り入れ限度額」です。
- 借りられる金額の上限のこと
- 収入によって差が出る
- キャッシング会社によっても異なる
キャッシングは利用できる年齢にも上限がありますが、借り入れできる金額にも上限があります。
各キャッシング会社では最大で借りられる金額がある程度決まっていますが、基本的に利用者が使える金額はそれぞれの収入によって決まります。
そして高齢者がキャッシングをする場合、若い人たちに比べて収入が少ないことがありますよね。そのため借り入れ限度額も少なめに設定されるケースがあります。
これはみなさんが安全にキャッシングを利用できるようにするために決められていることなので、たくさん借りることができなくても、その範囲内で借り入れ・返済をするように注意しましょう。
返済計画は必ず立てておくように!
最後に「返済計画」についてもお話ししておきましょう。
キャッシングでお金を借りる場合、返済をすることが前提となっています。なので、キャッシングを利用する時には必ず返済計画というものを立てておかなければなりません。
- どのくらい借りていて
- どのくらい利息がかかって
- いつ返済するのか
といったようなキャッシングの利用計画のことを返済計画と呼びます。
返済計画を立てずに借り入れをしてしまうと、安全にキャッシングすることができなくなる恐れもあるので、十分に注意してくださいね。
まずはお金を借りる前に、キャッシング会社で「返済シミュレーション」をしてみることもおすすめですし、返済計画についてキャッシング会社に直接相談してみてもいいでしょう。
年齢に関係なく節度を持ってキャッシングを
このように、キャッシング会社の中には年齢上限が高いところもあり、高齢者の方でもお金を借りることができるようになっています。
けれども、注意するべき点は利用者ひとりひとりがしっかり気をつけるようにしましょう。
また、ここでは高齢者向けのキャッシング情報を中心にお届けしてきましたが、キャッシングは年齢に関係なく節度を持って利用することが大切です。
トラブルを起こすことのないよう、安全にキャッシングを利用することを心がけてくださいね。