東北銀行という銀行のこと、皆さんはご存知ですか? 地方銀行でありながら充実した複数のキャッシングコースを持つとうぎんのキャッシングはどういったものなのか。
大手を比べたとき、なにが違うのか。大手ではできない柔軟なサービス、地元密着型の対応を知れば、皆さんもとうぎんの魅力に気がつくかもしれません。とうぎんキャッシングの魅力をお伝えします。
東北銀行が誇る3つのカードローン
東北銀行、いわゆるとうぎんは、名前の通り東北地方をメインに活動している地方銀行のひとつです。東北出身の方、仕事の関係や結婚に伴って東北に引っ越してきたという方のなかにも、利用されている方もいるのではないでしょうか。
そんな地元密着型の銀行であるとうぎんでは、他の銀行や消費者金融と同じようにいくつものキャッシングが用意されています。今回ご紹介していくのは、そのなかでも特に使いやすいカードローン3種類です。
とうぎんのカードローンは、BuDDY、夢・ポケット、心配御無用PLUSの3種類に分かれています。大手のキャッシングとどこが違うのかを説明するまえに、まずはこれら3種類のカードローンがどんなものなのか、確認していきましょう。
たくさん借りられるBuDDY
東北銀行のカードローンのなかで、最も他の銀行や消費者金融と同じような内容になっているのが、「BuDDY」です。まずは、簡単にBuDDYの情報をまとめた以下の表をご覧ください。
名前 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
BuDDY | 4.8%から14.0% | 最大で500万円 |
以上の通り、利用限度額は、最大で500万円、金利は変動金利で、最低4.8%から14.0%となっています。銀行系に良くあるキャッシングともいえますが、やはり金利14%台というのは非常にお得で使いやすいカードローンといえます。
BuDDYの申し込み方法は、公式サイトからインターネットを通じて申し込む方法、電話で申し込む方法、申し込み書類に記入したものをFAXで送る方法、そして東北銀行の窓口まで行って、直接申し込みをする方法とが用意されています。
手軽さでいえば、断然インターネットを利用する申し込み方法が便利です。審査結果は後日電話にて返ってくるというもので、即日で借入できるとは限りません。
一度カードを作ってしまえば、後は1年間毎に自動更新されていきます。借入をするための条件は、20歳以上65歳以下の成人であること。安定収入があること。今住んでいるところか、もしくは勤め先が東北銀行から一定の圏内にあること。
そして最後に、保証会社の保証を受けられることです。なお、安定収入は正社員だけでなく、パートやアルバイト、専業主婦、年金をもらっている人でも構わないということが明記されています。
借入の限度額が大きいこともあって、東北銀行の営業圏内の方に堅実に貸していきたい、というカードローンになっています。
審査のやさしい夢・ポケット
次に紹介するのは、カードローンの「夢・ポケット」です。夢・ポケットは少し変わっていて、利用限度額が一定以上に達すると、夢・ポケットから夢・ポケットプラスに若干名前が変わります。
それでは早速、夢・ポケットの基本情報を見てみましょう。
名前 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
夢・ポケット | 14.5% | 10万円から90万円 |
夢・ポケットプラス | 14.5% | 100万円から200万円 |
利用可能な限度額は200万円と手ごろな金額に抑えられており、金利はなんと固定金利になっています。借入残高や審査などによって金利が変動しないので、毎月どのくらい返済すれば良いのか、どのくらい金利がかかっているのか計算しやすくなっています。
申し込みの方法は、BuDDYと同じくインターネット、電話、FAX、そして店頭窓口での直接申し込みとなっています。インターネットからならパソコン、スマートフォンのどちらでも気軽に申し込めるのがポイントです。
夢・ポケットでは、一定以上の利用条件を満たす場合は100万円以上の借入が可能となる夢・ポケットプラスにコース名が変わるのが特徴です。
借入の条件は、夢・ポケットのほうが満年齢20歳から72歳までの成人であり、安定収入があること。保証会社からの保証を受けられること。住んでいるところか勤め先が東北銀行の営業圏内であることです。
こちらのコースも、自営業、アルバイトや年金をもらっている人が利用可能となっていますが、専業主婦に関してはちょっと審査が厳しいと思われます。
この条件を満たしたうえで、更に満20歳から満64歳以下であり、今の勤め先で働きはじめてから1年以上経過していて、申し込みをする前年の年収が200万円以上ある場合、夢・ポケットプラスを利用できるようになります。
契約期間は、1年毎ではなく3年毎の更新です。
固定金利の心配御無用PLUS
では、3つめのカードローン、心配御無用PLUSの説明をしていきます。これは、最も手軽に申し込みができるカードローンです。限度額はなんと最大で90万円です。非常に独特な使い勝手のカードローンといっても良いでしょう。
そんな心配御無用PLUSの基本情報は、
名前 | 金利 | 利用額 |
---|---|---|
心配御無用PLUS | 13.5% | 最大90万円(初回申し込み50万円まで) |
以上のようになっています。こちらも、夢・ポケットと同じように固定金利なので、借入額等々の事情によって金利が変わることはありません。夢・ポケットに比べて利用限度額が低いこともあって、金利は夢・ポケットより1%低い13.5%に設定されています。
東北銀行のカードローン、心配御無用PLUSを利用するための申し込み条件は、20歳から64歳までの大人であり、安定した収入が確保できていること。現在の勤め先で働きはじめてから1年以上の経験があるか、もしくは営業年数が3年以上になっていること。
他のコースと同様に、東北銀行の営業圏内に家や勤務先があること。保証会社の保証を受けられることが条件です。年金をもらっている人やアルバイトでも審査に通る見込みは十分にあります。
申し込みの方法は、郵送のみとなっています。契約の期間は3年間と長く、問題がなければ自動で更新されます。
なお、心配御無用PLUSでは、初回の申し込みをしたときはまず利用額が30万円から50万円の間になります。その後増額をすることで、最大90万円まで限度額を増やすことができる、というわけです。
とうぎんキャッシングが大手と違う点4つ
それでは、とうぎんのキャッシングがその他大手会社のキャッシングとどう違うのか、確認していきましょう。
多彩なコースから選択可能
ここまで説明してきた通り、とうぎんのキャッシングはカードローンだけで3種類も用意されています。それぞれのカードローンはすべて異なる特徴を持っており、利用すべきシーンなども違うので、目的や返済能力に合わせて好きなコースから自分に合ったものを選べるようになっているのです。
その点、大手の場合大抵は一つのコースのみがあって、そのコースのなかで利用限度額の多寡が違う、といったシステムになっていることが多く、より細かいニーズに応えていくことを苦手としています。
地元住民だから利用できるサービス
3種類のカードローンすべてで、東北銀行の営業圏内に住所ないし勤務先がある、というのが利用条件になっています。これはつまり、地元住民のみを対象にビジネスを行っているということです。
大手のキャッシング会社では今やそのほとんどが全国展開をしており、少しでもコストを下げるために様々な部分の経費を削っています。とうぎんのキャッシングは決して全国規模で活躍できるものではありませんが、その分中身の濃いサービスを提供できているのです。
限度額の高いコースや低いコースがあること、契約期間が3年と長いものがあるので、契約の更新に気を使わなくても良いことなど、なかなか大手ではできないサービスです。
返済が楽
とうぎんのキャッシングでは、3種類のコースのすべてにおいて毎月一定の日付になると東北銀行の銀行口座から返済額を自動引き落としされるようになっています。
借入残高によって毎月いくら引き落としされるのかは決まっており、公式サイトなどでいつでも金額を確認できるようになっています。
そのためとうぎんのキャッシングをするためには東北銀行の普通口座が必要になってくるのですが、そもそも地元住民向けのカードローンですしメインバンクとして使っていれば、返済忘れをする心配がいらないというメリットがあります。
また、すぐに返済したい、今月は余裕があるという場合はATM等を使っていつでも自分の好きなタイミングで返済を追加で行うことも可能です。
高齢であっても借りられる
これは一部のコースに限定されてしまいますが、とうぎんのキャッシングでは年齢が70歳など、定年を越えている方でも借入ができるようになっています。
大手のキャッシング会社では大抵の場合定年前後の年齢で申し込みができなくなってしまいますし、会社によって年金を収入と認めるか認めないかの差が激しいのですが、その点とうぎんなら年金収入のある方なら借入ができるのです。
とうぎんはメインバンクにするのがお得!
BuDDYで高額の借入をしたい、夢・ポケットPLUSを利用したいという場合を除けば、とうぎんでは無担保かつ収入証明なしでいつでも申し込みをすることが可能です。
申し込み方法もインターネットからできるものが多いですし、実際の借入や返済を考えると、やはり「メインバンクで借入をしたい!」というケースで利用するのが最も便利です。
銀行なのでその他のローンも充実しており、あちらの会社からはいくら借りて、こちらの会社ではこのローン、と借入が分散せずにすむと残金の管理が簡単になるので、おすすめでもあります。
大まかには、たくさん借りたいときは変動金利かつ利用限度額が500万円まで増額できるBuDDYを。
お近くの方は申し込んでみよう!
東北銀行のカードローンは、東北銀行の周辺に住んでいる人、勤め先がある人にしか利用することができません。もし皆さんが今東北銀行の営業圏内で生活をしているのであれば、一度試しに申し込んでみてはいかがでしょうか。