日専連アクアが発行するカードは、加盟店も多く、キャッシングも全国にあるコンビニの
ＡＴＭが使えて便利だと好評です。
ところが、一方でアクアは闇金だという評判もネットで多く見られます。ここではどちらの声が本当なのか検証します。また、闇金を見破る方法も考えてみたいと思います。
安心してください！日専連アクアは正規のカード会社！
日専連アクアは株式会社日専連のグループ会社の一つで、日専連ＪＣＢカードを発行しています。株式会社日専連は2009年に日本専門店会連盟からクレジットカード事業を譲りうけました。金融庁から認可をうけた正規の業者です。
クレジットカードの発行は日本専門店会連盟のグループ会社に任されており、会社によって発行するカードの種類は違いがあります。
日専連アクアの本社は神奈川県にあります。関連会社にニッセンレンエスコートがあり、こちらは北海道でクレジットカードの発行やキャッシングなどの事業をおこなっています。
日専連アクアの発行する株式会社日専連JCBカードを使える加盟店は現在1,968店ありますが、加盟店は随時募集中ですので、今後も増えていく可能性があります。
日専連アクアのカードの賢い利用法とは
日専連JCBカードは、日専連の加盟店で使用可能です。加盟店は日専連のロゴマークを掲げています。また、名前の通りJCBと提携しているので、JCBカードを取り扱っている店でも使えます。もちろん海外でも使用できます。
入会金、年会費はすべて無料です。カードで買い物をすると、100～200円利用ごとに1ポイントが進呈されます。
1000ポイントためると、1000円のJCBギフトカードがもらえるという嬉しい特典があります！
さらに、仕事などで有料道路を頻繁に使う人はＥＴＣカードもセットで申し込むのがおススメです。全国各地の有料道路をスムーズに通過でき、200円ごとに1ポイント進呈されます。もちろんこちらも入会金、年会費、は無料です。（ＥＴＣカードだけの申込みは不可）日常的に車に乗る人は持っていて損はありませんね。
急な出費にも！持ってて案心な日専連JCBカード
もちろん、キャッシングもできます。最大借入れ可能金額は50万円。金利は18％で、支払い方法は一括払いと元利定額残高スライドリボルビング払いの2種類が選べます。
借入れには提携の銀行のATMが使えます。提携ＡＴＭは、ゆうちょ銀行、セブン銀行、川崎信用金庫、イオン銀行、東京スター銀行となっています。24時間営業のコンビニのＡＴＭが使えるのは便利ですね。返済は本人名義の銀行口座から振り替えとなります。
ただし、ＡＴＭを使用する場合には、手数料がかかるので注意しましょう。10,000万円までの利用は105円、20,000円以上利用した場合は216円となっています。
海外でもキャッシングは可能です。ＪＣＢとCirrus（シーラス）のロゴマークのあるＡＴＭが使えます。海外で急にまとまったお金が必要になったときは便利ですが、支払いは一括払いのみとなっていますので、注意が必要です。
利用は計画的に！金利と返済日の管理は徹底管理を！
返済日に遅れると、遅延損害金をとられてしまうので返済日は絶対に忘れないようにしましょう。
遅延損害金は、法的上限いっぱいの20％です！
金利もしっかり計算して一回あたりの返済額、総額を把握しておきましょう。
日専連アクアのweb申込み画面にはシミュレーション機能があります。具体的な金額が借入れ金額と支払いコースを入力すれば、あっというまに計算してくれます。計画的な利用のためにも、多いに利用しましょう。
スムーズに審査に通るために絶対守るべきこと
日専連JCBカードの申込み条件は次のようになっています。
- 18歳以上であること
- 関東一円、近郊に住んでいること
- 営業、勤務年数が同一企業に3年以上であること
- 年収が200万円以上で、毎月の収入が一定であること
- 職業は問わないが、信用のおける人
となっています。申込者が学生の場合は、学生証のコピーが必要です。未成年は親の同意が必要となっています。一般の社会人であれば問題なく申し込めそうです。
申込みはweb画面に名前と住所を入力した後、必要書類が自宅に送られてきます。記入事項や必要書類に漏れがないよう、しっかりチェックして返送しましょう！
また、信用情報も必ずチェックされますので、他に借り入れがないか、延滞している支払いがないかも確認しておきましょう。
アクアは闇金!?同じ社名で怪しい業者が…
日専連アクアが健全なカード会社なのは、はっきりしました。しかし、口コミサイトなどでは、アクアがブラック金融だという書き込みが後をたちません。いったい、どういうことなのでしょうか？
じつは、アクアという名前の金融業者は他にもいくつか存在します。しかし、これらは正規の金融業者ではありません。金融業は、金融庁の認可・登録をもらわないと営業することはできません。クレジットカードや消費者金融などの貸金業者は財務局や都道府県都知事の認可を受けなくてはいけません。
認可を受けた業者には必ず登録番号が付与されます。
認可を受けずに営業したら、それはすべて違法な業者、つまり闇金ということになります。じつは、アクアを会社名に使っているこれらの業者には登録番号がありません。
もちろん日専連アクアとは、何の関連もありません。
闇金のアクアは、いまのところ2社あるようです。
審査料と称してお金を振り込ませたり、携帯電話の買取詐欺をしていたりします。
正規の業者はそんなことは絶対やりません。断ると嫌がらせの電話をしてくることもあるようです。絶対に関わらないようにしましょう。
闇金にひっかからないために！必ずチェックするべきこととは
最近はスマホの普及で好きなときに気軽にキャッシングができるようになったためでしょうか、闇金のwebも多くみられるようになりました。いかにもありそうな会社の名前で、webのデザインも洗練されているので正規の業者とほとんど見分けがつきません。どうしたら闇金にひっかからずにすむのでしょうか？
低金利、あまい誘い文句に要注意！
まず、やたらと耳障りのよいうたい文句がならんでいるwebは要注意です。『ブラックOK!』『金利2～3％で貸します！』など、やたらと低金利をうたったり、だれかれかまわず貸し付けるような印象をあたえるキャッチコピーの業者は避けましょう。
わるい印象はないけど、何かひっかかる…。とおもったら、迷わず金融庁の登録賃貸業者情報検索入力ページで検索してみましょう。ここに業者の登録番号や社名、電話番号などを入力すると正規の業者ならあっという間に登録番号、社名、住所、電話番号がでてきます。
該当する業者が出てこなかったら、100％闇金です。ぜったいに借りてはいけません。
闇金につかまると、なかなか抜け出せない理由とは
また、闇金業者で一度でも借りると、次々とあらゆる闇金から貸付の誘いが来るようになります。じつは、こうした闇金から借金をしている人の名簿が闇金業者の間で出回っているといわれています。闇金に手を出してしまう人は、何社からも借りている多重債務者が多く、借金から逃れたいばかりに、みさかいなく闇金から借りてしまう人が多いのです。
最初は低金利をうたっていても、いざ取り立てのだんになると、違法な高金利を請求してきたり、強引な取立てをしてくるようになります。20％を超える金利、脅すような取立ては、貸金業法で禁止されており、当然罰則の対象となります。
しかし、闇金から借りている人は、ほとんどの場合、怖さのあまり言いなりに支払ってしまうといいます。
少しでも怪しいと思ったら、正規の業者かどうか必ず確認するようにしましょう。また、金利が一ケタ台前半のような並外れた低金利も民間の業者では、まずありえません。それでは正規の業者では儲けが出ないからです。甘い言葉にくれぐれもだまされないように！
