カードローンは携帯から申込める！パソコンが無くても大丈夫

インターネットが普及して色々なことが自宅に居ながらにして可能になりましたが、携帯が出現して今や多くの事が場所から解放されました。

これはカードローンの世界でも同じで、携帯を利用することでどこからでも申し込みができます。システムは提供元の金融機関により違いがありますが、いまやスマホの専用アプリさえ提供されるに至りました。

ただし、カードローンに付き物のカードは店舗に行くか郵送になるため、急ぐ場合には最初から店舗に行って申込んだほうが良い場合もあります。

注意しなければいけないのは、一見便利そうでも自分が慣れないような利用方法は勧められなことです。申込みは自分が使い慣れ利用しやすい方法で行うのが最も安全だということは忘れないでください。

ますます手軽に！カードローンの申し込みは簡単

カードローンの申込み方法は最初は店舗窓口に限られていましたが、消費者金融に行くのが憚られるような歴史的背景があり、窓口に代わる申込みができるように自動契約機から始まって時代の先端技術を次々に取り入れて進歩してきました。

現在の先端技術と言えば場所を選ばずインターネットに接続できる携帯電話、さらに持ち歩ける情報端末に進化したスマホを利用することによってどこからでも申し込みができるようになっています。

このような流れの中で、今現在の技術で考えれば利用方法として、究極まで進化したと思われるでしょうが、技術の進歩には限界というものは無く、今後もこれに合わせてさらに便利な方法が提供されていくものと思われます。

立役者は消費者金融！

現在カードローンは銀行と大手消費者金融が提供していますが、元々は大手消費者金融のキャッシングローンが始まりです。このキャッシングローンの隆盛を見て後から銀行が参入したという歴史があります。

このため、現在でも銀行のカードローンの信用保証は大手消費者金融に委託されていて、主な大手消費者金融は銀行の傘下で安定した経営ができるようになっています。

しかし消費者金融というのは元々はサラ金と呼ばれていて、厳しい取り立てなどが原因で自殺者まで出していたため、怖い印象がありなかなか利用者を増やすことができず、消費者金融の歴史は一貫してこの印象の払拭にあったと言っても良いほどです。

カードローンの申し込み手段が非常に多様なのも、実は店舗以外から申し込めるようにするために最新技術を取り込んでいった事が大きく影響しているのです。

現在私たちが携帯やスマホで便利に使えているのはこの消費者金融の奮闘が元になっているわけです。

ただし、これ等の申し込み方法は、今でも継続して提供されており、状況に応じて選べばよいようになっていますので、人によっては携帯より使いやすいかもしれません。

店舗窓口から携帯・スマホまで申込方法の変遷

そこでまず便利な携帯ありきではなくて、どのような申込方法があるのかを見ていくことにしましょう。現在提供されている申込方法には次のようなものがあります。すべての金融機関が同じではないので、実際の申込み前には必ず確認してください。

申込方法	長所	短所
店舗窓口	交渉しながら申込める。審査終了からカード発行までが早い。	店舗に行く必要が有る。
自動契約機	窓口に行かなくても良い。審査終了からカード発行までが早い。	店頭など設置場所まで行く必要が有る。
電話	対応が早い。店舗に行く必要が無い。	話が苦手な人には利用しずらい。カードの受け取りに時間がかかる。
ＦＡＸ	対応が早い。店舗に行く必要が無い。	事前に申込書を用意する必要が有る。カードの受け取りに時間がかかる。
郵送	店舗に行く必要が無い。	事前に申込書を用意する必要が有る。やり取りに時間がかかる。
パソコン	慣れた人は申込みが簡単。	スキルの無い人には利用できない。カードの受け取りに時間がかかる。
携帯・スマホ	慣れた人は申込みが簡単。	慣れない人はミスする場合がある。カードの受け取りに時間がかかる。

次にこれらの申込方法が出現した背景を説明します。

まず最初は当然店舗窓口だけの対応でしたが、利用したくてもサラ金には行きたくないという人が多く、利用者を増やせなかったために自動契約機が開発されました。これによって利用者はかなり増え、他社も追随することになりました。

それ以後、電話での対応、ＦＡＸが普及すればＦＡＸに対応と柔軟に技術を取り入れ、インターネットの利用が始まると、いち早くホームページを開設して、パソコンからの申込みが可能になりました。

しかしパソコン利用はスキルのハードルが高く、当初は利用者が少なかったのですが、インターネットに接続できる携帯が普及するにしたがって、インターネット経由での利用者が増えていくことになります。

それでも携帯の操作性には限界があり、この解決には携帯の進化形であるスマホの登場を待つことになります。

スマホではアプリの実行が可能になるため、より細かい処理が組み込めるようになり申込みがさらに便利に簡単にできるようになりました。

注意しなければならないのは銀行のカードローンを利用する場合です。銀行は後から参入したこともあり、歴史的にこれらすべての申し込み方法を提供していない場合があります。ですから申込み前には必ず確認が必要です。

キーワードは便利さの追求！今後も先端技術が利用されていく

このように技術の変遷ととともに、様々な申込方法が提供されてきました。スマホの登場で究極まで便利になったと考える人もいますが、そんなことはないのです。

たとえば自動契約機が出てきたときも、やはり究極の形になったと考えた人は多かったはずです。

今後も新しい技術が開発されれば、消費者金融は貪欲にそれに対応していくでしょう。それがいまのスマホアプリの延長線上にあるのか、それとも全く新しい提供形態になるのかはわかりません。

今申込みが必要ではないという人の場合には、将来申込みが必要になった時に、どのような申込方法が提供されているのか、改めて確認する必要が有るでしょう。

申込方法は事前に確認！スマホには専用アプリ有り

便利とは言っても携帯やスマホでカードローンを申込む方法はまだまだ成長期にあって、金融機関ごとに流れや方法が異なっています。

特に申込みに当たって必要になる書類の送付方法は、画像にして送る方法もあれば、その部分だけは郵送しなければならない事もあり、場合によっては時間が必要になります。

最近のスマホでの申込みに利用する専用アプリでは、申込み中に必要書類の画像を撮影する処理が組み込まれていることもあります。

申込方法は金融機関によって違う

携帯やスマホは技術進歩によりハード、ソフト共に現在でも機能が向上しています。カードローンの申込み処理も各金融機関が使い勝手の向上のため開発にしのぎを削っています。

こうした発展途上の技術を利用する場合、横並びの処理ではアピールできないため、現在申込方法は各金融機関で違いが出ています。

特に書類の送付は、電子的な処理が面倒になるため各金融機関で考え方の相違が出てくる部分です。

必要書類とその送付方法によっては時間が必要になる

よく誤解される部分ですが、申込みの便利さと利用開始までの時間が早いというのは話が別ですので注意が必要です。申込みが簡単だからと言って短時間で利用できるようになったり、申込みが面倒だから時間がかかるというわけではないのです。

例えば申込み自体は携帯あるいはスマホから情報を入力して簡単にできたとしても、審査で必要になる書類を郵送で送る場合には結果が出るまで何日か必要になります。

通常カードローンの申込みに必要になる書類は次の２つです。

• 本人確認のための書類
• 利用希望額によっては収入を証明する書類

金融機関によっては審査では書類の送付は必要なく、審査後に書類を郵送するという方式になっている場合もあります。その場合でも書類が送付された後でなければカードローンの利用開始には至りません。

この部分は各金融機関としても頭が痛い部分で、厳密に言えば審査に必要な書類だけではなく、審査後に利用するための契約書の取り交わしも必要になるため、処理を早くしたい場合にはそれなりの工夫が必要になります。

スマホの専用アプリは書類の送付に威力

書類を電子的に処理するためには画像にして送信できれば郵送よりも格段に早く送ることができます。このためパソコンや携帯で申込む場合には予め画像を用意してもらうという対応を取っている金融機関もあります。

携帯ではカメラが付くようになってから比較的簡単に用意できるようになりましたが、パソコンではカメラが付いていない場合も多く、スキャナやデジカメで画像を用意するしかないため、あまり使い勝手は良くありませんでした。

しかし、スマホの場合には最初からカメラが付いていることを前提にできますので、その部分も処理に取り込んで専用アプリが作れます。

実際に現在提供されているアプリには申込み情報の入力後、カメラが起動されて書類を撮影する部分まで順次自動的に処理が進んでいくものがあります。

もちろんここで必要になる書類は予め確認して用意しておかなければなりません。

こういったアプリが利用できれば、簡単操作で尚且つ処理の早い申込みを提供することができるようになるわけです。

カードの受け取り方法は？携帯からの申込みでの注意事項

携帯からの申込みだけというわけではありませんが、便利に申し込んだからと言って、その後もずっと便利かと言うと注意しなければならないことが有ります。

それはカードローンの利用方法に関わっており、利用のためにはカードが必要になると言う悩ましい問題です。

カードの受け取りは郵送か店舗での受け取りになり、携帯での申込の便利さが消えてしまいかねません。

もし即日利用を希望するのであれば、別の対応も必要なのです。

利用方法はＡＴＭ？それとも振込？

さて書類も何とかなって審査も通り一安心というところまで来たとしましょう。それでもすぐにカードローンを利用するにはまだ問題があります。カードローンの利用方法を考えてみてください。

現在ではカードローンの利用方法として次の２通りの方法が用意されています。

• 電話やメールなどを利用して振込依頼を出し自分の口座に振り込んでもらう方法
• カードを使ってＡＴＭから引き出す方法

このうち大部分のカードローン利用者は後者を想定しているはずです。すなわち利用のためには専用のカードが必要になるのです。

申込んで審査に通ったからと言って、カードが湧いて出てくるはずはありませんし、画像で送信してもらうわけにもいきません。これだけは必ず受け渡しが必要です。

しかし、携帯を利用して金融機関の店舗以外から申し込んだ場合、短時間でカードを受け取るのは、そう簡単ではありません。

カードをどうやって受け取るか

このカードを受け取る方法として用意されているのが次の２つの方法です。

• 郵送で送付してもらう
• 店舗窓口あるいは店頭の自動契約機から受け取る

急いでいない場合であれば、郵送で送ってもらうのが最も簡単です。数日中には書留で送られてきます。

しかし即日利用を希望している場合などは悠長なことは言っていられません。その場合は最初だけは振込依頼で融資を受けるか店舗に行くかしか方法はないわけです。

携帯やスマホでの利用のような便利な申込方法が提供されていても、この点だけは簡単にはいかない部分として残るのです。

即日利用が目的なら店舗での申込みを勧める

その際は、申込みに必要な書類を調べて、申込みの操作の段階で忘れたという事にならないように十分注意して用意していきましょう。

携帯での申し込みは簡単かもしれませんが、状況によってはこのように以前からある方法を利用した方が良い場合も有る事を忘れないようにしてください。

携帯からの申込みが良いとは限らない！使いやすいものがお勧め

便利な方法が提供されているからと言って、誰でもそれを利用すれば良いというわけではありません。それは操作に慣れているかどうかという問題があるからです。

特にカードローンなどのお金が絡んでいる契約を行う場合、途中で操作方法が分からないというようなことが有ってはいけないのです。

便利さは重要ですが、最も良いのは自分が最も利用しやすい方法で申込むことです。申込みは安心した落ち着いた気分で行うのが一番です。

慣れないことはやらないのが鉄則

携帯やスマホの場合、申込みの操作は大変簡単にできるように設計されていますが、やはりこういった機械の場合には操作の慣れというものが影響することが有ります。

昨日今日利用し始めた人にとっては何をやろうとしても戸惑うことは有るものです。それでも使い続ければすぐに問題は無くなるのですが、もし操作にお金が絡んで来たらどうでしょう。

たとえ慣れていたとしても慎重になることは間違いありません。どの程度の慣れが必要なのかは個人差がありますが、操作に戸惑いが出るようなときがある場合には、注意が必要でしょう。

便利だからと言って、間違いが有ってはいけないようなときには、慎重にならなければなりません。

他に申込方法は幾らでもあるわけですから、慣れないことはやらないというのが鉄則です。

自分が一番利用しやすいと考える方法で申込もう

ではどうすれば良いのかという話になりますが、申込先のカードローンの申込方法を調べ、最も自分が利用しやすく間違う心配がない方法を選べばよいのです。

今の流行りが携帯やスマホからの申込みだとしてもそれが自分にも合った申込方法かどうかはわかりません。そんなところで流行を追う必要は無いのです。

それともう一つは利用までの時間の問題です。即日利用が必要であれば先ほど説明したように思わぬところで時間がかかってしまう可能性があるため、申込方法も限られたものにならざるを得ません。

銀行によってはテレビ窓口というようなものが用意されていてＡＴＭコーナーに行けば営業時間外でも利用できるようになっていますから、安心して店舗に行ってみてはいかがでしょうか。

そのように注意をしていたとしても、もし申込みの途中で何かわからないというような状態になってしまった場合には、遠慮なく金融機関に連絡を取り、どうすれば良いのかという判断を仰ぐことも大切です。

どのような申込み方を選ぶにしても、優先するべきは安全性です。

申込みに戸惑ったりして、誤って情報が漏れたりすることは避けなければなりません。

申込み前に準備を万全に

申込に際して注意が必要なのは、申込みをはじめたら、途中で別のことをしないという事です。

よくあるパターンは、何も考えずに申込みを始めて、本人確認書類などが必要になった時点で、書類を探す作業を始めるというものです。

カードローンの種類や希望金額によってはさらに書類が必要になりその都度申込作業がストップするようでは間違いのもとです。

ですから申込みをする場合には、どんなに急いでいたとしても、申込みの流れを確認して、必要になる書類を用意してから作業を開始するようにしましょう。

準備あれば憂いなしと言いますが、カードローンの申込みでも当て嵌まる事なのです。

ここで携帯からのカードローンの申込みについて纏めておきます。

• カードローンの申込方法は携帯やスマホからだけではなく様々な方法が用意されている
• 携帯やスマホからの申込方法は金融機関によって違うため必要書類の送付方法など事前に確認が必要になる
• 審査が通った後もカードの送付には時間がかかるため即日利用などでは店舗で申し込んだほうが良い場合がある
• いくら便利でも携帯操作に慣れていない場合には自分の利用しやすい方法で申込んだほうが安全である

カードローンの申込みをする場合には申込みだけを考えうのではなく、利用開始までを考えてよい方法を選ぶようにして下さい。