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カードローンを安易に選んでいませんか?良い会社選びのコツ

銀行が参入したことによってカードローンの選択肢は増えましたが、利用者側はCMなどの宣伝文句や実際の利用者の口コミ情報などで選んでいるのが現状です。

しかし良いことしか言わない宣伝文句や、自分以外の人の情報が自分の当てはまる保証などどこにもありません。

そこでカードローンを選ぶ際には、自分が必要としている情報を集め、自分のカードローンへの要求を明確にして、自分の判断で選ぶ事が必要なのです。

将来を見越したカードローン選びについて考えていくことにしましょう。

噂や宣伝に惑わされるな!情報収集が正確な判断につながる

お金が必要になり遣り繰りができず借りなければならなくなったとき、どんなローンを利用しますか。最近では多くの場合カードローンを利用しようと考えるようです。

カードローンは毎日のようにCMで宣伝されていますから頭に焼き付いているのかもしれません。まずはそれが正しい判断なのか考えてみましょう。

そのうえでカードローンを使う事になったとして、どのように選ぶべきなのでしょう。ここで安易に選んでしまうと後々後悔することになるのです。

そもそもカードローン向きの利用目的なのか考えてみる

まず盲目的にカードローンを利用することが損失に繋がってしまうことを説明しましょう。

ローンには大きく分けると2種類あります。一つは借りたお金の利用目的が限定されている目的別ローンと言われるもので、住宅ローンや自動車ローンなど様々な目的に即したものが用意されています。

もう一つは特に利用目的を限定せず基本的には何に利用しても構わないフリーローンというものです。カードローンも事業資金を除いて何に利用しても構わないのでこのフリーローンに分類されます。

どうせ借りるんだから変わらないだろうと考えるかもしれませんが、条件が大きく違う事を覚えておいてください。具体的には金利です。一般的に言って目的別ローンのほうが金利が低く設定されています。

例えば三菱東京UFJ銀行のカードローンと目的別ローンの一つであるネットDE教育ローンの金利を比較してみましょう。

ローンの種類 金利(年利)
カードローン 4.6%~14.6%
ネットDE教育ローン 2.75%

カードローンの金利には幅があり、利用限度額とも連動しますが、通常最初に契約するときには利用限度額は低く最大金利あるいはそれに近い金利が適用されます。

このように金利で比較すると良く分るように、目的別ローンのほうが低金利になっているのが普通です。

金利が低いということは利息に関係してきます。利息は次の式で計算されます。

利息 = 元金 × 金利 × 借入期間

つまり借入期間が同じであれば、利息は金利が低いほど少なくなり、ローンの返済総額も少なくなるわけです。

したがってお金を借りようという場合、まずカードローンと決めるのではなくて、目的別ローンが利用できないかどうかを先に考えることが必要です。目的別ローンには自分で利用目的を決められるものもありますから、よく検討してお得な借入れを考えてみましょう。

そのうえでカードローンを利用するかどうかを考えても遅くはありません。

入ってくる情報だけでは足りない

そこで今度は実際にカードローンを選ぶ場面を考えてみましょう。カードローンを扱っている会社は沢山あります。銀行もあれば大手消費者金融もあり選ぶのはそう簡単ではないように思えます。

しかし、実際には熟考して選んでいる人は意外に少なく、簡単に選んでいる人が大半です。何故かと言えば日々カードローンの情報に接しているからです。

多くの場合、日頃利用している銀行などのものか、あるいは毎日流れているCMのうち印象に残っているものから選んでいます。

もう少し慎重な人の場合には、インターネットを利用して利用者の体験談などを調べて、よさそうなところを選んでいます。

他の人が高評価なら自分も安心して使えるという事なのでしょう。しかし本当にこれで十分でしょうか。要するにここまでの情報はカードローンの提供会社が流す良さそう事ばかりの情報と他人の利用体験情報で、すべては受動の情報です。

しかし利用者は他人ではなく自分なのです。他人がいくら使いやすかったとしても自分も使いやすい保証などどこにもありません。

たとえば審査を考えてみましょう。他の人が審査が甘いと言っている会社でも必ず審査に落ちる人はいます。その人の状況によって甘かったり、厳しかったりするのです。つまりCMと体験談だけでは情報不足でもっと積極的に情報を集めなければ自分に合ったものは選べないのです。

申込条件から自分が利用できるものかどうか判断しよう

そこでカードローンを利用する場合は、こういった点を理解して安易に決めるのではなく、時間をかけて選ばなければいけないという覚悟をしてください。

まず行う事は情報を集めることです。自分の居住地域や通勤経路上、勤務先周辺にあり、自分が使える可能性のあるカードローン会社でパンフレットを集めたり、それらの会社のホームページから詳細情報を集めましょう。

これらの情報から申込条件を確認します。年齢制限や、収入制限など申込み条件から実際に自分が申込みできるカードローンをすべて選び出してください。

不明な点は直接カードローン会社に確認しましょう。あやふやなままにしていてはいけません。

自分基準で考えるのが基本!要求を満たすものを選ぼう

ではその中からどのように選べばよいのでしょうか。何か道具を購入する場合、もっとも自分の使い勝手の良いものを選ぶでしょう。カードローンも生活上の道具と考えればわかりやすいと思います。

つまり自分が最も使いやすいものを選べばよいのです。そうはいっても形があるわけではありませんから、これから選び方について説明していきます。

自分の要求をはっきりさせておこう

形の有るものにしろ無いものにしろ、何かを選ぶ場合に最も大切なことは、自分がそのものに対して何を望んでいるかという事です。カードローンの場合も同じなのです。

自分がカードローンに対してどういうことを期待しているかによって選ぶ基準というものが変わってくることになります。

例えば300万円必要なのに貸出限度額が100万円のカードローンを申込んだところで要求は満たせません。また金利についても特に気にしないというわけにはいかないでしょう。

そういった、自分の要求することについて、まずは箇条書きにして列挙してみましょう。

細かい使い勝手についても考慮しないと損失につながる

最初は大まかな項目を挙げていき、徐々に細かい具体的な要求にしていくとやりやすいと思います。

ここでは例としてATMについて考えてみましょう。ATMなんて使えるのが当たり前で、特に要求も何もないと考えるかもしれませんが、下手をすると損失につながることもあるのです。

ATMに関する注意点には次のようなものがあります。

  • ATMの位置
  • 提携ATMの利用
  • ATMの利用手数料

まずATMの位置を考えてみましょう。近くにあったとしても生活ルートから外れていると、便利とは言えません。たとえば駅の南口のほうで生活している人が北口のほうにしかATMが無くとちょっと不便に感じるというような経験はよくあることです。

またカードローンを提供する会社の支店やATMコーナーはどこにでもあるというわけではありませんから、会社同士で提携して相互にATMが利用できるようになっています。

最近ではコンビニでもATMが利用できる場合が多いですから、どこでも利用できると考えてしまいがちですが、こういった提携ATMの利用では注意すべき点があるのです。

それがATMの利用手数料です。自前のATMでも時間外利用の場合は掛ってしまいますが、提携ATMは営業時間内でも手数料が掛る場合があります。一回一回は微々たる額に見えますが、損失ということになります。

大したことはないじゃないかという人もいるかもしれませんが、計算してみると利用状況によっては利息以上に手数料を取られている可能性があるのがわかります。そう考えると損失と考えることができるようになるでしょう。

カードローンによってはそういった提携ATMの時間内利用では利用手数料を肩代わりしてくれる場合もあるので、そういった点についても考慮しておきましょう。

チェックリストを作って評価してみよう

条件がはっきりしたら、チェックリストを作ります。縦軸に条件を並べていきます。このあとそれぞれの条件について重みを付けます。たとえば最も重要なものに3、次に重要なものに2、その他を1とします。

そして横軸に利用可能なカードローン会社を並べ表を作ります。あとは条件を満たしている場合にはその重みを点数として書き込んでいきます。最後に合計を計算してその会社の評価とします。

最も評価の高かった会社が自分の要求を一番満たしている所という事になります。上位何社かを選んでその中から改めて検討しても良いかもしれません。

長期間利用することを忘れてはいけない!将来を見通そう

ここまで行えば自分向きのカードローンが選べたはずですが、さらに言えば、もう一つ考えておきたいことがあります。それはカードローンは将来にわたって使う可能性があるという点です。

カードローンの利用限度額は最初は極少額です。しかし利用を続けることによって増額することができるのが普通です。この点をよく考えて将来を見なければなりません。

また多くの人が将来借りることになるであろう住宅ローンの審査はカードローンの利用が影響することも知らなければなりません。

利用限度額は増額することができる

まずカードローンを利用していて、将来的に変わってくるのは利用限度額と金利です。金利は経済状況によっても違ってきますが、通常は利用限度額とともに変化し、利用限度額が大きくなればなるほど小さくなっていきます。

そこで利用限度額について考えてみましょう。今は少額の借入で十分だが、将来的にはもっと大きな金額の利用が見込まれる場合、それなりの貸出限度額をもったカードローンを探さなければなりません。

執筆時点で最も大きい貸出限度額は1000万円というところがあります。これに対して審査が甘いと噂のあるカードローンの中には50万円までというところもあって、よく調べておく必要があります。

この利用限度額の増額は、ある程度の利用期間を経て増額申し込みを行い再度審査を受けて通過しなければなりません。申込時よりも評価が下がれば増額どころか減額される場合もあるため、利用中も注意しなければなりません。

増額が申込めるまでの期間はそのカードローン会社によって違いがあり、多くは半年程度になっていますが、最近は延びる傾向があり、1年程度必要という場合もあります。

増額に拘る場合には、予めこの期間も考慮しておかなければなりません。

住宅ローンの利用を考えている場合には要注意

もうひとつカードローンの利用を考えている場合に忘れてはいけないのが、将来の住宅ローンの審査です。

住宅ローンは多くの場合、それ以上大きな金額のローンは生涯無いほどのローンでまさに人生を左右するようなローンと言って良いでしょう。

これが借りられなければ人生設計自体を見直さなければなりません。この住宅ローンに審査では長期の返済が前提になりますから、若さも考慮されます。

もちろん若い場合には収入は少ないですから返済能力は小さくなります。このため金融機関はその時点の収入から将来を見通して返済額がどの程度なら返済可能なのかを計算する数式を持っています。

ここで計算された返済可能額が次の式を満たしていれば返済能力という点で審査基準を満たすということです。

返済可能額 ≧ 実際の返済額

この返済可能額計算の数式の怖いところは他のローンの返済状況も考慮されるという事です。要は返済能力のうち既に返済している分については差し引かれてしまうのです。

多くのローンは返済が終わればもう関係ありませんが、カードローンは違います。一度返済が終わっても再度借り入れが可能で、いつまた返済が始まるかもしれません。

このためカードローンの場合、契約があった場合には、返済の有無は関係なく、所定の返済額があるものとして計算されることになるのです。

つまり次のような数式になってしまうわけです。

返済可能額 - カードローンの返済額 ≧ 実際の返済額

先ほど言ったように住宅ローンの借入時は比較的若い年代で借りていますから返済可能額が審査通過ぎりぎりとうような人が多く、カードローンの返済があると、審査通過が難しくなる場合も珍しいことではありません。

したがって、カードローンの利用を考える場合、住宅ローンの借入れを予定している場合には借入れを見合わせるか、住宅ローンの申込み前に解約することを前提にする必要があります。

ついでに説明しておくと、銀行の場合住宅ローンを契約した人にはカードローンの金利を優遇したりするサービスが有ったりするので、カードローンの利用は住宅ローンを契約した後のほうがお得になる場合があります。

信用力は伴っているか?良い会社でも審査に落ちたら元も子もなし

さてここまでは良い会社を選んで申込めば自分に合ったカードローンが利用できると言う前提で選び方を説明してきました。しかし実際にはもう一つ考慮しなければならないことがあります。

それはカードローン会社のほうが貸す気になるかという点です。利用者が色々と見比べてカードローンを選ぶようにカードローン会社のほうも利用者を評価しているのです。

自分が評価するのと同じで金融機関も利用者を評価している

この評価が審査と言われているものです。審査は通常次の3点から本当に返済がしてもらえるのかを評価しています。

  • 本人の確認
  • 返済能力の確認
  • 信用力の確認

本人の確認と返済能力の確認の意味は分かると思いますが、信用力の確認はどのように行われているのかはあまり知られていません。

これは信用情報データベースというものを利用して行われています。この中には各利用者のこれまでのローンの利用状況とか返済状況あるいは電気、ガス、電話料金などの支払い状況などの情報が記載されています。

各情報には掲載期間が決められており、その期間内は情報が残ることになっています。

これらに問題が無ければ、信用力の審査は通過しますが、問題があれば通過の障害になります。どの程度を問題にするかは金融機関の審査基準次第という事になるので一概には言えません。

ただしカードローン会社が共通して嫌がるのは次の情報があった場合です。

情報の内容 掲載期間
ローン返済の滞納 5年
各種支払いの滞納 5年
債務整理 10年
ローン申込みの審査落ち 6か月を超えない期間

これらに該当する場合にはブラック呼ばれ、カードローンでの借入れはまず無理と考えてください。

カードローンを申し込む際には、自分がこれ等に該当していないかをよく検討してから申し込みましょう。どんなに良いカードローン会社を選んだとしても信用力不足で審査に落とされてしまったのでは意味がありません。

信用情報データベース
金融業者間で利用者の金融取引状況を共有するために運用されているデータベースで、銀行や消費者金融などの業界ごとに独立に存在するが、ブラックになるような金融機関にとって危ない情報は業界間でも共有されている。

債務整理
ローンなどの返済ができなくなってしまったときに利用者と金融機関間で話し合って返済方法などを変更すること。様々な方法があるが自己破産もその一つ。

ブラックの場合は選び方も違ってくる

もし自分はブラックだという場合にはどうしたらよいでしょうか。カードローンは無理ですから、話をカードローンから離し振込によるキャッシングを提供する中小の消費者金融に移します。

こういった会社の場合もブラックを排除している所は多いですが、最近になって先ほど示した審査項目のうち信用力の確認について評価を甘くして、通常ブラックとして扱われる人も通す業者が増えてきています。

ブラックの人の場合もできれば自分の要求を満たすところを探したいですが、こういったブラック対応の業者の場合、増えているとはいえ数は限定されますから、あまり多くを要求するのは無理があります。

したがってカードローンを利用する場合とは異なり、業者を検索して、インターネットを利用して自分の地域にある利用できる会社を探すか、全国から利用できる所を探すのが一般的です。

ただし小規模業者ですから、地域限定であったり、地域を限定していなくても申込時に来店を要求したりする所があるので、気を付けなければなりません。

またこういったブラック対応業者の場合利用上限は概ね50万円までとしているのが普通で、それ以上の融資を希望する場合は、ブラックとして扱われる情報が信用情報データベースから消えるのを待つしか方法はありません。

悪徳業者に騙されないように注意しよう

こういた小規模業者は親身になってくれるところがある反面、悪徳業者も交じっているため、良く調べてから利用しなければいけません。

消費者金融は法的には貸金業と言われ貸金業法によって管理されています。正規業者の場合必ず登録されていますが、非正規業者の場合この法律を無視して経営されていて、登録もありません。

それらの業者もすべてが悪徳とは言いませんが、要するにこれ等の違法業者はいわゆる闇金と呼ばれる業者で、利用は止めにしたほうが無難です。

そこで利用する前にはその業者の登録があるかどうか、金融庁のデータベースで確認しておきましょう。インターネット上から誰でも検索が可能です。

ここでカードローンの良い会社の見つけ方について纏めておきます。

  • 自分にとっての良いカードローン会社は他人の体験ではなく自分で必要な情報を集めてこそ選べる
  • 集めた情報を自分の要求を基準にして評価し利用会社を決める
  • カードローンは長期利用する可能性が高く長期的な視野で判断する必要がある
  • 信用力が無くブラックになっている場合にはブラック対応業者を探す必要がある

他人の意見を参考にするのは良いですが、会社選びの最終判断は必ず自分が行ってください。

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