生活の中では、時にお金がなくて困ることがあり、急な出費に対応できないことがあります。そんなときにはキャッシングを利用していれば、すぐにお金が用意できます。
ただ沢山ある借入先の中で、どこで借りるのがベストなのかよくわからないという方が多いでしょう。
中には、甘い誘い文句で高い金利をとられる悪徳業者などもありますから、利用するときはちゃんとした会社から借りられることがベストではないでしょうか。
どこに注目している?キャッシングで重要視される項目
キャッシングはいざという時に便利ですが、実際に利用するときは審査を経てからでないと利用できません。
キャッシング会社を選んで利用するわけですが、会社選びには以下のようなポイントを重要視して選ぶ人が多いです。
- 金利
- 融資を受けるまでのスピード
- 借入限度額
- 審査にかかる時間など
一番重要視されるのは金利で、返済時のことを考えて金利が低いところを選ぶ傾向があります。
借りたときはよくても、その後の返済では金利が高いと、一度の返済で結構な金額になり大変な思いをすることがあるのです。
とはいえ、キャッシング会社の金利は以前と比べて低くなっていて、利用しやすくなっています。
一般的に金利は借入金額が多いほど低くなる傾向がありますが、借入金額が多いと返済に苦労することがあります。
急な出費に対応してほしい!重要視される融資スピード
キャッシングは急な出費があるときに利用されることが多いですが、この時に重要視されるのが融資スピードです。
利用者のニーズに応えられるかどうかも、キャッシング会社選びでは重要になっているのです。
融資スピードが良くても、そこがちゃんとしているかどうかも判断材料になり、適切な対応をしてくれるところが選ばれます。
急にお金がいるのに審査の時間がかかるのも、初めて利用する人でも困ることだと思います。
融資スピードで判断するのもいいのですが、利用するときは金利のことも気にしながら計画的に利用しましょう。
知っておくと安心!キャッシングと貸金業法
キャッシングを利用するにあたり、皆さんが今後困らないように知っておいたほうがいい法律があります。
それは貸金業法という法律で、キャッシング会社が適切な業務ができるように制定された法律です。
2006年に改正された貸金業法では、主に総量規制や上限金利の設定などが主な改正ポイントになっています。
この法律は改正後の2007年に本体施行されていますが、総量規制に関してはその後の2年半以内に施行されました。
総量規制では1社で50万円、他社と合わせて100万円を超える借入をする場合、源泉徴収票などの書類の提出が求められます。
また、総量規制は年収に関しても規定があり、年収の3分の1を超える借入ができないことになっています。
総量規制と同時に施行!上限金利に関する規定
貸金業法の改正で上限金利に関しても規定があり、グレーゾーン金利が撤廃されることになりました。
グレーゾーン金利とは、貸金業法改正前にあった利息制限法の上限金利を超え、出資法の上限金利を超えない範囲の金利です。
キャッシング会社はかつてグレーゾーン金利で貸し出していたところがあり、その金利が適用されたことで返済に困る人が多くいました。
グレーゾーン金利が撤廃されたことで、キャッシング会社の業務が規制され、利用者は返済しやすくなりました。
グレーゾーン金利は出資法の上限29.2%と利息制限法の上限金利の間にある金利で、利息制限法の上限金利は以下のようになっています。
借入金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
グレーゾーン金利の撤廃では、出資法の上限金利が20%まで引き下げになり、10万円未満の借入でもそれを超える金利にはなりません。
安心、安全!審査が通りやすい優良会社の特長
キャッシングで2~3社から借りていれば、審査が通りにくくなり、それでもお金が必要だという人にとっては難しいです。
大手の銀行や消費者金融なら難しいですが、中小の消費者金融には審査が通りやすい会社があります。
広告費がかけられない小さな会社が多く、大手とは違って申込者の内情をもとに審査をすることが多いです。
大手の場合だとコンピューターを使った審査が多いですが、審査が通りやすい場所は申込者の特性をしっかりと判断してくれます。
専業主婦や年金生活者、多重債務者などでも申し込めることが多く、気軽に相談に乗ってくれます。
消費者金融の中には、短期間で複数社に申し込んで審査に通らない人、返済が滞ってしまった人といった、いわゆるブラックの人でも対応してくれるところもあります。
大手の場合だとブラックは審査が通りませんが、ブラックでも対応してくれるところは相談に乗ってあげたいという思いがあり、貸してくれることがあります。
ただし、審査が通りやすいのはいいのですが、借りた後の返済はもちろんしっかりとしておいてください。
ちゃんとした会社で借りる!即日融資でキャッシング
大手でも中小でも、キャッシングで即日融資が受けられるところが多くあり、いざというときには便利です。
その日のうちに審査を行い借りられますが、確実に即日融資ができるというわけではありません。
即日融資ができても、中には怪しい会社もあるので、実際に申し込むのはどこでもいいというわけではないので要注意です。
即日融資ができるかどうかは、各会社での審査方法の違いや申し込みの時間などで即日融資の可否が分かれます。
申し込み時間でも、「何時までに」というような条件があればそれまでに審査に申し込めば即日融資が受けられるということになります。
プロミスの場合は、Webから契約するとネット完結で即日融資が受けられるようになり、三井住友銀行やジャパンネット銀行の口座を持っていれば、夕方からの申し込みでも即日融資が可能です。
そこは悪徳業者かも!ちゃんとした会社の見分け方
たとえ審査が通りやすくても、即日融資が可能でも、キャッシング会社の中には悪徳業者が紛れ込んでいることがあります。
悪徳業者かどうかの区別は、そこが登録業者なのかを調べる必要があり、貸金業協会に登録していれば安心して借りられます。
登録業者の調べ方は金融庁のホームページにも記載されているので、簡単に調べることができます。
貸金業登録番号を登録業者が持っているので、インターネットからその番号を調べることができるので、すぐに把握できます。
この方法以外にも悪徳業者の見分け方には様々な方法があり、いずれも知っておくと安心かつ安全にキャッシングが利用できます。
- 契約書があるかどうか
- 法律に違反するような高金利なのか
- 電柱などに貼ってある携帯電話番号のみの掲載かどうか
- 電話やチラシ、ダイレクトメールなどで勧誘してくるかどうか
そもそもキャッシングの広告で090などの携帯電話番号のみの記載は違法なので、そんなところは最初から利用しないようにしましょう。
キャッシングを利用するときは最初からちゃんとしたところか確認し、悪徳業者の見分け方や貸金業法などを知っておけば大丈夫です。