ブラックリストでも大丈夫？借り入れ可能な金融機関のご紹介

急にお金が必要になったときに役立つのがキャッシング、いざと言うときに準備しておきたいものの一つですよね。

しかし、もしあなたが過去にお金に関するトラブルを起こしていたら、審査に通らないかも知れません。

なぜなら、一度何かしらのトラブルを起こすと「信用情報機関」に「事故情報」登録され、一定期間お金に関する契約ができなくなるからです。

今回は、その信用情報機関とは何かを解説すると共に、金銭トラブルを起こしていても借りることができる金融機関をご紹介します。

トラブルの経験がある人も、これからキャッシングに申し込む人も、是非知識として持っていてください。

審査に通らない！「信用情報機関」「事故情報」ってなに？

ローンやキャッシング、クレジットカードを申し込むと、申込者は例外なく信用情報機関に氏名、生年月日や年収などの個人情報が登録されます。では、信用情報機関とは一体どのようなものなのでしょうか。

個人情報を管理している信用情報機関とは

信用情報機関は申込者の金融情報などを収集、提供するのが主な業務です。クレジットカード会社は必ず信用情報機関に加盟しています。

信用情報機関は全部で３社あります。クレジットカード会社はこの３つのうち、必ず１社ないし複数登録しています。

前述した個人情報の他に、支払い遅延や債務不履行など、何かしらのお金に関するトラブルを起こすと登録されます。この金融トラブルのことを金融事故と言います。

聞いたことありませんか？「ブラックリスト」

新たにローンやキャッシングなどを申し込んで、収入も返済能力もあるのに審査に通らなかった人は、事故情報が信用情報機関に登録されている可能性が高いのです。

過去にありませんでしたか？支払い忘れや残高不足

もしあなたにローンやクレジットカードの支払いを毎月ちゃんとしているのに事故者リストに登録されているのだとしたら、何かしらの支払い忘れがあるのかも知れません。

こんなことで事故者リストに登録される！

ローンやクレジットカードの支払いが遅れたりすれば、事故者リストに登録されるのは理解できると思いますが、他にもこう言うものの支払い遅延で登録されることがあります。

• 携帯電話料金の未払い
• 各種公共料金の未払い
• 年金・健康保険料の未払い
• 税金の未払い

携帯電話料金の未払いで？と思うかも知れませんが、最近は携帯端末を分割で購入する人も多いですし、利用した分にかかる費用の支払いもローンとみなされます。

公共料金も利用分も携帯電話と同様に支払う義務があります。これらの料金の支払いを、引き落としならば銀行残高の確認を忘れずにしておきましょう。

ブラックでも借りられる！安心できる金融機関をご紹介

では事故情報を登録され、キャッシングができなくなったら諦めるしかないのでしょうか。

基本的に、金融事故を起こしてしまったら新規の契約はできないと思った方がいいです、しかし、大手の銀行や消費者金融は難しいですが、中小の消費者金融なら借りられる可能性はあります。

その理由は、審査基準が大手に比べて緩めで通りやすいことが多いからです。

ここなら安心！お勧めの金融機関をご紹介

比較的審査が緩くて安心できる金融機関を５つご紹介します。もちろん他にもありますので、ネット上で検索するなどして自分に合った金融機関を探してみましょう。

どの金融機関も、利用限度額が通常のキャッシングよりも低い傾向にあります。文事故歴があると言うことは、信用度も低いので致し方ないと思います。

審査の緩さが逆に心配？通りやすいのにも理由がある

ではなぜ、中小の消費者金融の審査は大手に比べて緩いのでしょうか。大きな理由は顧客獲得です。

消費者金融と言えども利益を得るために商売をする会社です。顧客が多ければ貸し付けも増え、利息による収益が上がります。そのため、審査を緩くして多くの人に利用してもらおうとするのです。

審査が緩いと、もしかして違法なヤミ金ではないかと疑ってしまいますが、ご紹介した金融機関は、都道府県もしくは国に登録しており、法定金利内で貸し付けを行っています。

消費者金融のサイトなどを確認し、都道府県などへの登録番号や日本貸金業協会の登録番号があるかどうか、確認して見るといいと思います。

審査に通りやすいと言っても審査をしていないわけではありません。事故歴があっても審査が通る「可能性が高い」と言うだけで全員が審査に通るわけではありませんので注意してください。

今は関係ない人も日頃からお金のやりとりには気をつけよう

たとえブラックリスト（事故者リスト）に登録されていても、キャッシングを諦める必要はないと言うことはお分かりいただけたと思います。

ヤミ金にはけっして手を出さないで！

ご紹介した消費者金融の他にも、ブラックリストに載っていても申し込みができる消費者金融は結構あります。

審査に通らなかったからと言って、甘い言葉で勧誘し、法外な金利や強引な取り立てをするヤミ金には絶対に手を出さないでください。

選んだ消費者金融がもしヤミ金だったら、と心配する人もいると思います。健全な消費者金融なら、法律に基づいて都道府県や国に登録し、登録番号を公表しているはずですので、確認してみてください。

今一度チェック！日頃の支払い管理

毎月発生する、各種公共料金、保険や年金、クレジットカードの支払い。各項目、会社の規定にもよりますが、これらを一定期間遅らせるとブラックリストに載る可能性があります。

振込忘れや引き落とし口座の残高のチェックは忘れずにしましょう。

もし支払い遅延などしたことないのに審査に通らなかったという人は、前述の信用情報機関に照会した方がいいと思います。

もしかしたら、同姓同名の人と間違えられている、誤って登録されている、支払い遅延に気付かなかった、と言うことがあるのかも知れません。

照会方法については、各信用情報機関のサイトを確認してみてください。どの信用情報機関も、サイトから、もしくは郵送にて自分の信用情報を照会、取り寄せるができます。

これからキャッシングをしようという人も、日頃からお金に関する事には慎重に慎重を期してください。