「ブラックでも審査に通る、クレジットカード」というキーワードに惹かれて、様々なサイトを見てきて、おそらくたどり着いた結論は、「ブラック情報が末梢される時期がくるまで、100%審査は通らない」というところではないでしょうか?
しかし、そういった実情を踏まえたうえで、利便性やリスクは多少あるものの、まずは「カードを持ち、利用、返済履歴を作る」ことで絶望状態から抜け出せていけます。その足がかりのメソッドをご紹介していきます。
ブラックリストの実態は?ブラックリストは一生残っているの?
俗にいう「ブラックリスト」というリストは、公式には存在していません。
例えば、返済した日から61日以上または3か月以上の延滞があったか現在あるかが、各クレジットカード会社からの申請で、個人信用情報機関に登録されます。
あくまでも、データとして、貸金業者や、信用情報機関が登録しているものですが、この情報は、延滞などの場合、解消してから5年間、自己破産などは7年~10年以内の間登録されています。
自分の信用情報を知る方法
自分の信用情報がどんな状態なのかを確認しておくことはこれから審査を受けるうえでとても大事です。確認する方法としては、個人信用情報機関に情報開示の請求を行う必要があります 。
クレジットカード履歴を確認する場合は、株式会社シー・アイ・シー(CIC)。カード会社は割賦販売法や賃金業法という法律で個人信用情報機関の照会を義務付けされているため、ここの会員なので、カード履歴の確認をすることができます。
キャッシングの場合は、株式会社日本信用情報機構(JICC)とCICが貸金業法で指定されている信用情報機関ですので、CICとJICCの情報開示が必要となります。
銀行系のクレジットカードの場合は、「全国銀行信用情報センター」というところがありますが、最近では、一部の地方銀行と三菱東京UFJ銀行のみが利用しているようです。
JICCとCICの情報開示を請求すれば、ほぼどのような状態かは確認できます。
確認する部分は、開示情報の26返済状況に「異動」という表記がないか、さらに異動発生日を確認してください。これが61日または3か月以上滞納がある場合は契約期間中及び取引が終了してから5年間登録されます。いわゆる「ブラック」ということです。
では、ブラックになっている場合、どのような選択肢があるのでしょうか?
審査が違う?!消費者金融とカード会社の違いとは?
カード会社が主に発行しているクレジットカードと消費者金融のキャッシング。それぞれ目的が違うため、審査は異なる形で行われています。
キャッシングとクレジットの大きな違い
「クレジットカード」(担保型融資)
- ショッピングの際の立替払い。
- キャッシングもついている場合もあるが、あくまでもサブ的な要素が大きい。
高額な商品を購入した時など、指定口座から購入代金の支払いが行われるまで、「商品の所有権」はクレジットカード会社にあります。つまり、それが担保というとらえ方です。
「キャッシング」(無担保融資)
- 消費者金融が「無担保」でお金を借りたい人に融資する。
- 担保のかわりに、利息をとることで商売として成り立っている。
このように、仕組みや目的が違うため審査の仕方や考え方も大きく違い、キャッシング審査は、クレジット審査よりも厳しいと思われています。
しかし、このキャッシング審査の厳しさは大手消費者金融のことで中小消費者金融は、一概には言えないのが救いです。
キャッシング審査とクレジット審査の特徴
キャッシング審査は、「仮審査と本審査の2段階」になっているのが大きな特徴です。
仮審査
- 住所、氏名、年収、住居、勤務先、勤続年数
- 借入希望額
- 現在の借入状況
これらの情報ほ簡単にチェックします。一般的には、機械による自動審査でスピーディーに行われ、仮審査通過後、本審査に進めます。
本審査
- 過去の利用履歴や借り逃げの有無、支払遅延延滞
- 他社借入の有無と金額
- 虚偽の申告や年収、勤務先の属性
- 借入希望額が妥当か
これらを人の手・目で確認審査されます。
これに対して、クレジットカード会社では現在、ほとんどがコンピューターを使った自動審査を中心に行っています。
個人的な利用使途は問わず、個人属性をスコアリングしさらに個人信用情報と照らし合わせたドライな判断を行います。
ブラックでも対応してくれる?!おすすめのキャッシング会社はココ!
ブラックに登録されている場合、ブラック履歴が解消されるまでは、やはりカード会社のクレジットカードの審査や大手の消費者金融の審査に通るのはかなり難しいと言えます。
ブラックでも通る、激甘審査のキャッシング会社
中小消費者金融業者は、大手のアコムやモビットなどと比較すると、知名度も低く信頼性がわからず不安に感じると思います。
そこで、安心優良なキャッシング会社をご紹介します。
業者名 | 利用限度額 | 年率 | 特徴 |
---|---|---|---|
ライフティ | ~500万円 | 8.0~18.0% | 業歴が浅いのでねらい目 独自審査基準なので柔軟審査 |
アロー | ~200万円 | 15.0~19.9% | 過去に自己破産、債務整理をした人にも対応 |
フクホー | 5~200万円 | 7.3~18.0% | 老舗消費者金融で安心。利息のみ返済も可能 |
スカイフォス | 1~50万円 | 15.0~20.0% | 他社で審査落ちした人にも対応 |
クレジットのニチデン | ~50万円 | 7.3~17.5% | 比較的低金利 |
どうしても、クレジットカードが必要なら
資格取得やショッピングにはクレカが必要な場合があります。そんな時におすすめのブラックでも審査通過可能な「楽天カード」。
次の方法で申し込むことをおすすめします。
クレジットカードを申し込み、審査落ちした履歴は信用情報機関に6か月程度残ります。その場合、やはり審査に通りにくくなります。
JCBでブラックになってしまったのであれば、VISAにするなど。ブランドが選べます。
申請する際にキャッシング枠を書く欄がありますが、それを設定してしまうと審査に通らない場合が多いようです。
上記のことをコツとして申込みされてみて下さい。
これからが大切です。クレジットヒストリー
ブラックになってしまった。キャッシング審査にも落ちて、クレジット審査も不安。これからどうすればいい?とネガティブな気持ちに陥ってしまう人も多いと思います。
ブラックになった事実は事実として受け止め、利息など、やや高めですがキャッシングできる中小消費者金融で返済実績を作り、ブラック履歴が解消されるまで上手なやりくりをしていけば、キャッシング枠のあるクレジットカード審査も怖くありません。