急にお金が必要になる時って、どんな人でもありますよね。もちろん、学生さんも同じです。
そこで便利なのがキャッシング。でも、就職前の学生では使えない、と思っている人も多いと想います。
実は、学生でも申し込みをして審査に通ればキャッシングを利用できます。
今回は、初めてキャッシングする人のために申込方法や審査内容、そして学生が申し込む際の注意点を説明していきます。
疑問点、不安点はできる限りクリアにして、安心して申し込めるお手伝いになればと思います。
どこにする?金融機関選びと申し込みについて
ほとんどの学生の皆さんは、キャッシングをするのは初めてだと思います。まず金融機関に申し込みをして、審査を受けるわけですが、その流れを見ていきましょう。
まずはここから!金融機関選びと申し込み
キャッシングをする際に最初に悩むところが、利用する金融機関をどこにするかと言うことです。
金融機関には大きく分けて二種類あります。銀行系と消費者金融です。
銀行系 | 消費者金融 | |
---|---|---|
法律 | 金融法 | 貸金業法 |
総量規制 | なし | あり、年収の合計の3分の1 |
金利 | 比較的低い | 比較的高い |
審査基準 | 比較的厳しい | 比較的緩い |
銀行系と消費者金融では他に違いはあり舞うが、主な違いは上記に成増。
金融機関を決めたら申し込みをします。収入証明書など必要書類を用意して、申し込みをしましょう。
最近は、ネットで申し込みをした後に書類送付、あるいはデータ化した書類を送信する方法を取っている金融機関もあります。
また、金融機関によって金利や審査基準は違います。また、様々なプランが用意されているので、自分に合った金融機関、プランに申し込みをしましょう。
今収入がない!無職でも申し込めるの?
ここで気になるのは、「無職でも申し込めるのか」と言うことです。結論から言うと、無職の人はキャッシングを利用できません。
キャッシングを申し込むと必ず利用限度枠が設定されます。就職して安定的な収入を得ている人は、各個人の審査結果、利用年数にもよりますが、最大で500万円ぐらいになります。
ただし、専業主婦でもパートをしたりして収入があると申し込みで着る場合があります。いずれにせよ、何かしらの収入があることが絶対条件となります。
学生でも大丈夫!バイトしてればキャッシングできる
学生はもちろん就職などしていない人がほとんどだと思います。つまり無職です。となると、学生では借りられない、と思いますよね。
アルバイトなどで安定収入があれば借りられる
実は、学生でもアルバイトなどで一安定した収入があればキャッシングの申し込みはできます。
「基本的に」と言うのは、20歳未満の学生でも保護者の同意があれば申し込み、審査が可能だからです。保護者を説得したりすることが必要ですが、借りられないと言うことはありません。
社会人に比べて利用限度枠が少ない
学生でも申し込み、審査に通ることはできますが、社会人と同じように借りられるわけではありません。
キャッシングを申し込むと必ず利用限度枠が設定されます。就職して安定的な収入を得ている人は、各個人の審査結果、利用年数にもよりますが、最大で500万円ぐらいになります。
対して学生は、アルバイトをしたとしても社会人ほどの収入を得る人は少なく、返済能力が低いとみなされますので、最大で各社30万円、多くても50万円ぐらいです。
ただし、収入が多く金融機関が規定している条件を満たしている場合、収入証明書を提出し審査に通れば、利用限度枠を50万円以上にすることは可能です。
とは言え、学生のキャッシングは10万円以下の利用がほとんどなので、限度枠が50万円以下でも充分と言う人が大半だと思います。
新規申し込みしなくても持ってるクレジットカードが使える
キャッシングをするのに何となく抵抗がある人もいると思います。そう言う人にお勧めしたいのが、学生専用のクレジットカードのキャッシング枠を利用すると言う方法です。
どんなカード?学生専用クレジットカード
クレジットカードと言うと、社会人が持つものと思いがちですが、クレジットカード会社の多くは、利用限度額を下げた学生のためのクレジットカードを作っています。
利用できるのはキャッシングと同じく18歳以上の学生です。もちろん18歳でも高校生や、学生でも20歳未満の人は利用できません。
一般のクレジットカードとの違いは、利用限度額が低いと言うことです。カード会社により差はありますが、5万円~50万円と言うところが多いようです。
キャッシング枠は、この利用限度額内で上限が定められますが、初期設定は0円に設定されているところが多いようです。
既に学生専用のクレジットカードを持っている人は、クレジットカードのキャッシング枠利用も検討してみましょう。
キャッシング枠の申し込みをしましょう
学生カードのキャッシング枠は、初期設定では0円のところが多く、申し込みの際に審査の状況により金融機関が利用枠を設定することもあります。
また、少ないと言う人は増枠の申請も可能です。ただし、キャッシング限度額を高くすると審査に通りにくくなります。これは学生と言う身分と返済能力の有無を金融機関がどう判断するかで違います。
カード会社により元々キャッシング枠を設けていないところもありますし、審査の結果によっては設定すらされない可能性もありますので、自分のクレジットカードはキャッシングを利用できるかどうか確認しましょう。
学生だからって許されない!借り入れと返済のバランスを考えよう
学生でもアルバイトなどをして安定収入があればキャッシングは利用できます。なお、金額は問われません。安定して収入があることが大切です。
一般と学生キャッシングの主な違い
一般 | 学生 | |
---|---|---|
利用限度額(初期設定) | 最大500万円ほど | 0~50万円ほど |
申し込み時の収入 | 定職に就いて安定収入がある | アルバイトなどで安定収入がある |
キャッシング枠の増枠 | 可能 | 可能(ただし通りにくい場合がある) |
主な違いと言えば上記と言ったところでしょうか。もちろん各金融機関によって多少違いがありますので、申し込む前に確認するようにしましょう。
クレジットカードでのキャッシングと、キャッシング専用カードでは、キャッシング専用カードの方が比較的金利が低いと言われています。
もしクレジットカード申し込み時にキャッシング枠を設けていなくて、早急にお金が必要ではないと言うことでなければ、キャッシング専用カードを申し込んだ方が有利な場合もあります。
いずれにせよ、比較検討して有利な方、自分に合った方を選んでください。
計画的に利用して返済も忘れずに
審査基準に関しても各社で違います。金融機関を複数決めて同時に申し込んでおけば、万が一審査に落ちても別の金融機関では通ると言うこともあります。
早くキャッシングを利用したいという人は、複数の金融機関に同時に申し込んでおくことをお勧めします。
また、カード会社によっては、保護者の収入も審査の対象にして限度額を設定するところもあるようです。 限度額を多めに設定したい人はこういった金融機関も検討してみましょう。
金融取引は信用取引です。学生だから許されることなどありません。計画的に利用し、期日までに返済することを心がけましょう。