カードローンでキャッシングを利用してみようと思っているアナタ。初めてだとローン審査のこととか、本当に借りられるのかなど、不安がありますよね。
それに仮に審査が通っても、今の年収で、いったいいくらまで借りられるのだろう？ そのような不安な気持ちを抱いているアナタに、年収と限度額の意外な関係を解説いたしますので、ぜひ参考になさってください。
キャッシングは思っている以上にスムーズに手続きできます！
初めてカードローンでキャッシングを利用しようと思っているアナタ。戸惑っていらっしゃると思いますが、それほど難しいことではありませんよ、ご安心ください。
まず、アナタは勤務されている方でしょうか、それとも専業主婦や学生のように勤務されていない方でしょうか。もし、後者の方であれば、消費者金融会社への申し込みはできませんので、銀行系のキャッシングを利用しましょう。
なぜかと申しますと、消費者金融会社は、貸し出す場合に総量規制というしばりがあるためです。この規制は、年収の３分の１を超えて借り入れることはできないというルールです。つまり、専業主婦や学生の方には年収というものがないため、審査されることさえなく断られてしまうのです。
そこで銀行系カードローンによるキャッシングです。こちらは総量規制対象外のローンとなります。銀行に適用される銀行法には総量規制のしばりがないのです。
ただ、銀行というと、敷居が高そうなイメージがありますよね。厳しい審査に、多くの提出書類、おまけに銀行口座の開設など……なんか大変そうですね。
ところが、本当は実に簡単な手続きで、借り入れすることができるのです。普段は利用しない銀行であっても、条件さえ整えば、即日融資もできます。
申し込みを人に知られる心配もありません
消費者金融会社にしろ、銀行にしろ、申し込み時に、人に知られることに対する抵抗感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、ご安心下さい。最近では、パソコン、スマホを利用したインターネットでの申し込みが可能な金融機関も増えてきました。この方法であれば、銀行や店舗の窓口に行く必要はありません。
これならご家族にも、誰にも知られることなく、ご自宅でもどこからでも、それも２４時間いつでも手続きができます。
手続きもさほど難しいものではありません。ネットからの申し込みであれば、免許証、健康保険証などのご自分の身分証明書となるものを撮影し、それをメールに添付するだけで申し込み完了となります。
どうでしょうか？思った以上に簡単に手続きできると思いませんか。それでは次に審査についてご説明いたします。
情報は共有されています。信用を失わないように！
さて、審査について解説したいと思います。申し込めばだれでも必ず借りられるわけではありません。当然、その審査に通らなければ、キャッシングを利用することはできません。
窓口に行っても、ネットで申し込んでも、基本的には、同じことです。ご自分の都合に合わせて手続き方法を選んでください。大切な次の点です。
- 本人の確認
- 勤務先での在籍確認
- 過去の借り入れ利用状況
まず本人確認ですが、住所、居住年数、電話番号、勤務先、勤続年数などを尋ねられます。居住年数は長い方が評価が高くなります。移転が繰り返されていると、信用度が下がるおそれがあります。
そして、勤務状況の確認です。
勤務先を告げると勤務先に在籍確認の電話が入るはずですが、金融社名は言わず個人名で掛ってきますので、勤務先にばれることはありませんので、ご心配ありません。
さらに、他社からの借入状況も確認されます。このとき、１ケ月ほどの短期間で複数の金融機関に申し込みをしていたりすると、審査を通るのは困難になります。
ならばそのことは黙っておこうと思っても、アナタの金融情報はすべての金融機関に共有されていますので、ごまかすことはできません。
また、過去に借り入れがあり、返済時に遅延や滞納があるのもＮＧです。このことも、すべて情報は共有されていますので、誠実にお答えいただくようにしてください。
また、悪い情報が共有されているだけではありません。よい情報も共有されていますので、アナタの過去の借り入れ、返済状況によっては好判断される場合もあります。
審査に通りやすい条件はズバリ、安定！
次に審査を通りやすい条件について解説いたします。数年高収入が続いた自営業や自由業、フリーランスの方よりも、名の知れた大手企業にお勤めの方、または公務員の方のほうが審査は通りやすいのです。
金融機関からみますと、同じ高所得者でも、上下しがちなフリーランスより、一般的には、年収はまあまあでも安定しているサラリーマンのほうが評価がよくなります。
いくら年棒のよいプロスポーツ選手でも、いつなんどきアクシデントが起こるか分かりません。そのような方よりも、収入はそれほどないが、安定している企業にお勤めしている方のほうが好印象ということですね。
さらに、勤続年数は長いほどよいです。最低でも３年以上同じお勤め先で勤務されていないと審査に通らないおそれおもあります。
キャッシングの限度額も一般的に高収入の自営業、フリーランスの方よりも、長年お勤めされているサラリーマンの方のほうが高く設定されます。その理由は、安定的な収入源なのです。
では、次にキャッシングの限度額について解説いたします。
限度額は年収に比例するわけではない！
ここから限度額についてご説明いたします。実はいくら高収入のお勤めの方であっても、最初はだれでも低目に設定され、借り入れ限度額に大差はないのです。
意外にも年収の高低で、キャッシングの限度額が決まるわけではないのです。前提は、最低限度の年収があるかどうかですが、カードローンの審査と最初に決められる限度額に、年収の多い、少ないは影響を受けないのです。
限度額は年収に比例しているイメージがあるが、実は「安定しているかどうか」が最も重要視されるのです。
また、自営業、アルバイト、パートは、先行きの不透明なお仕事とみなされ、限度額が低目に設定されます。その理由は、やはり収入が「安定している」とはとらえられていないためです。
それではせっかくの高収入の方からすると、すこし不満な感じもしますよね。そのため、キャッシングには増額という方法もありますので、それについてご説明いたします。
増額をするなら利用実績が必要
無事カードローンの審査が通り、キャッシングを利用してみると、思った以上に便利に思われるはずです。ところが、順調にご利用いただいていると、意外と枠が少なく感じ、できればもう少し多めに利用できたらいいのになぁ、と思われるようになっていくはずです。
一般的に、初めてのご利用申し込みの時点から、６ケ月以上の利用があれば増額の可能性はあります。ここで、ご注意して頂きたいのは、可能性があるということです。必ずしも、増額がされるというわけではありません。
窓口へ行っていただくか、ご本人から電話またはインターネットを利用して、増額希望の旨を伝えてください。そうすると、初めてのご利用時のときのように、改めて審査が行われます。
そのときの審査条件は、初回申し込み時より、厳格なものと承知しておいてください。そして、その主な審査基準は次の点が挙げられます。ご利用時の参考としてください。
- 個人情報の変更の届け出をおこたっていないか
- 遅延、滞納なく返済が進んでいるか
- 数社から借り入れをしていないか
信用度を上げる最も重要な点は、遅延なく返済を続けており、６ケ月以上の利用実績が良好であることです。
支払い延滞を一度もすることなく順調に利用を続けていれば、金融会社に信用を与えることができます。要するに、アナタが信用されているということが最も大切なのです。
ただし、ご注意いただきたいのは、この「利用」という意味です。カードの申し込みだけをしたとか、一度借り入れをして、すでに完済した、だけでは良好な「利用」とはみなされません。
いくら返済が完済したといっても、一度だけの借入、返済だけでは信用度は上がらないのです。
良好な「利用」とは、６ケ月以上「借入」と「返済」を繰り返しており、その上、返済が順調であるということです。
そして、本人の確認情報の届け出をおこたっていないかも重要視されます。住所、電話番号、勤務先などの、いわゆる個人情報ですね。できれば転職などはない方が有利です。
初めてご利用いただくときに、これらの変更がある場合は、遅滞なく届けることを約束してあるはずなので、こういった変更の速やかな届け出も非常に大切です。
以上の点をご理解いただき、もし、増額をご希望のようであれば、このような条件のもと、一度お問合せしてみてはどうでしょうか。ただし、初めてのご利用時のときより、厳しく審査されますので、いざというときのため、早めにご相談いただくといいかもしれませんね。
信頼を得るために時間をかけましょう！
どうでしょうか？キャッシングの基礎的なことはお分かりいただけたと思います。要するに借入するにも、増額するにも、安定的な収入が大前提なのですね。
初めてのご利用までに、自己都合での引っ越し、転職はできる限りない方が有利です。特に転職はせずに、一般的には同じ勤務先に３年以上継続しているといいですね。
そして、その後、増額を希望することもあると思います。そのときのために、６ケ月以上の借り入れと返済という利用の継続が必要となります。そして、返済においての遅延トラブルがないようにご注意ください。
最後になりますが、キャッシングとはとても便利で役立つものです。それをさらに有意義にするためには、金融機関から信頼される必要があります。
その信頼とは、利用を継続して、実績を上げることです。
それは短期間で成せることではありません。長い時間をかけて信頼を上げてください。
