大学生や新社会人になって新生活が始まったけど、急な飲み会や遊びのお誘いがきても、財布の中を見てちょっと少ないから、金融会社からお金を借りたいと思ったことが一度はあると思います。
でも、カードローンの申し込み年齢を見ると、有名な所は、20歳から65歳または70歳となっていて、18歳になったばかりじゃ、審査すら受けられないところがほとんど。
20歳と18歳じゃ2歳しか違わないのに、モヤモヤした思いをした人も少なくないでしょう。この差はなぜなのか？その理由を分かりやすく解説していきます。
融資の対象は基本的に18歳以上ではなく20歳以上から
「定期的な安定収入」と「年齢」は、カードローンの融資をやっている銀行、消費者金融では、クリアしなければいけない条件になります。
この条件は、2つとも条件をクリアしないと、消費者金融は、カードローン審査に合格させてくれません。
融資対象の年齢を確認してみると20歳から65歳か70歳までとなっており、このはんいの年齢から外れてしまうと、銀行も消費者金融も融資の対象外と判定します。
65歳以上の場合、日本人の多くの方は、給料をもらってきたサラリーマンであることから、年金以外の安定した収入を満たしていないことが理由になっています。
それでは、20歳未満18歳以上の方は、どうしてでしょうか。年齢が20歳を超えていれば、多くの金融会社から本人の審査だけで借入ができます。しかし、2歳下がった18歳以上になってしまうと、条件が桁違いにきびしくなっていることが分かります。
その理由は、
- 多くの18歳以上の未成年は、学生であることが多数で、まだまだ責任能力が足りないと認識されている。
- 安定した収入のある職業についている人が少なく、アルバイトやパートの収入だけだと安定した収入と認められず審査に通りにくい。
- 未成年と単独の契約が出来ない(仮に融資しても、借りた側から法律を通して破棄ができてしまう。)
ほとんどの金融会社では、18歳という年齢で契約できない。その理由は、未成年にお金を貸してなにか問題がおきた時、金融会社が圧倒的に不利な状態になるので、申し込まれる前に断っており。
保護者(保証人)の同意が無い状態で、満20歳未満の未成年にお金を貸さないのは、借りた側から契約を一方的に取り消されても、金融会社は貸したお金を回収出来なくなるからなのです。
こんなリスクを、金融会社はもちろん取りたくないので、申し込み年齢を２０歳からにしているのですね。
18歳以上の未成年で借りられる条件
絶対に１８歳以上の未成年は、消費者金融から、お金を借りることや申し込みすらできないのでしょうか。方法は少ないですが、一定の条件さえクリアすれば、未成年でも消費者金融からお金を借りれるようになります。
その条件は、最初に結婚をして既婚者として生活していれば、２０歳未満の未成年でも、成人として認められ。銀行、消費者金融でもカードローンの申し込みができるようになります。
次に、保証人として両親からの許可をもらってから消費者金融に申し込みする場合です。これは、契約者は本人ですが、成人としての責任を果たすのは両親となり、成人と一定の安定収入の条件をクリアしていますね。
１８歳以上でも学生ローンなら借りれる
未成年で結婚もしてない、定職にもついてない状態ならどうすれば良いのでしょうか？。そんな時に、１８歳以上ならお金を貸してくれる「学生ローン」と言われる融資を取り扱っている金融会社も、少数ですがあるのです。
学生ローンを取りあつかっている、全ての消費者金融が１８歳から申し込みを、受け付けているわけではないので、気をつけてください。それでも、銀行や大手の消費者金融が年齢で申し込みを断っている状況を考えると、知っておいて損なことはないでしょう。
やはり、ローンになるのでアルバイトやパートなどの少なくても安定した収入が必要になります。アルバイトができない学生には、条件は厳しいかもしれないですが、返金を望む金融会社からしたら当然の内容ですね。
学生ローンは、最高50万円まで借りれ、年収証明書があれば、100万円まで借りることが可能になる会社もあります。さらに、審査がクレジットカードに比べて緩いことが多く、在籍確認も取らないところもあります。
学生証と本人確認の書類があれば、18歳以上から受け付けているところなら申し込み審査に通り、軽い気持ちで融資が受けれます。
悪徳業者はあの手この手で近づいてくる
学生ローンにしても、テレビやラジオなどで広告をバンバン出しているような大手ではないので、あやしいと感じてしまうことがあるかもしれません。それ以上に気をつけなければ、いけないのが闇金です。
最初は、優しく甘い言葉でお金を貸してくれますが、いざ返済の時になって利子の多さに泣くことになるかもしれません。
そもそも、悪徳なことを分かってやっているのですから、未成年にお金を貸しても契約の取り消しができる、法律違反がどうのといったところで、「それがどうした？」と開きなって返されてしまいます。
証拠が残りやすい明確なおどしなどはせず、友人や家族から孤立させて、正常な判断が出来ないように、周りから追い込んでくるのです。
万が一にも、そんな取り返しの付かない状況になる前に、お金を借りる前に金融会社をよく調べてから、行動しましょう。
18歳以上でもお金を借りる方法
- 結婚する
- 保護者の許可をもうら
- 学生ローン
まず、消費者金融に頼る前に、両親や親族に借りれるかどうかを相談してから、それでもダメなら最後の手段として、キャッシングを使いましょう。
なぜなら、20歳を超えてからの方が未成年のローンよりも、プランの条件が良いことがおおいので。未成年のうちに借入れをして、万が一にも返却の期日を超えてしまったら、良くない記録が信用情報機関という借入の個人情報を保管する会社に残ってしまいます。
この情報機関にブラックリストとして記録が残ってしまうと5年は消えないのです。晴れて20歳になったのにどこへ行っても申し込みが通らないなんて悲しいですよね。
そんなことにならないよう、審査に不利な記録を残さないために、返済が遅れそうなら、期限が切れる前に、すばやく金融会社の窓口まで連絡をするよう気をつけてましょう。
